必要なクライアント設定
大事な
Windows 8 および Windows Server 2012 以降では、RDS サーバー コンポーネントは Windows オペレーティング システムに含まれません (詳細については、Windows 8 と Windows Server 2012 の互換性クックブック を参照してください)。 RDS クライアント コンポーネントは、将来のバージョンの Windows で削除される予定です。 新しい開発作業ではこの機能を使用しないでください。現在この機能を使用しているアプリケーションを変更することを計画してください。 RDS を使用するアプリケーションは、WCF Data Serviceに移行する必要があります。
カスタム DataFactory ハンドラーを使用するには、次の設定を指定します。
Connection Object (ADO) オブジェクトの Provider Property (ADO) プロパティ、または Connection オブジェクトの接続文字列内の "Provider=" キーワードに "Provider=MS Remote" を指定します。
CursorLocation プロパティ (ADO) プロパティを adUseClientに設定します。
DataControl オブジェクト (RDS) オブジェクトの Handler プロパティで使用するハンドラーの名前、またはオブジェクトの接続文字列 "Handler=" キーワード Recordset Object (ADO) を指定します。 (Connection オブジェクト接続文字列でハンドラーを設定することはできません)。
RDS は、MSDFMAP.Handler という名前の サーバー上の既定のハンドラーを提供します。 (既定のカスタマイズ ファイルの名前は MSDFMAP です。INI.)
例
MSDFMAP の次のセクション 想定します。INI とデータ ソース名 AdvWorks は、以前に定義されています。
[connect CustomerDataBase]
Access=ReadWrite
Connect="DSN=AdvWorks"
[sql CustomerById]
SQL="SELECT * FROM Customers WHERE CustomerID = ?"
Visual Basic では、次のコード スニペットが記述されています。
RDS.DataControlのバージョン
Dim dc as New RDS.DataControl
Set dc.Handler = "MSDFMAP.Handler"
Set dc.Server = "https://yourServer"
Set dc.Connect = "Data Source=CustomerDatabase"
Set dc.SQL = "CustomerById(4)"
dc.Refresh
レコードセットのバージョン
Dim rs as New ADODB.Recordset
rs.CursorLocation = adUseClient
ハンドラー プロパティ (RDS) プロパティまたはキーワードを指定し、プロバイダー プロパティ (ADO) プロパティまたはキーワードを指定し、さらに CustomerById 識別子および CustomerDatabase 識別子を指定します。 次に、Recordset オブジェクトを開きます。
rs.Open "CustomerById(4)", "Handler=MSDFMAP.Handler;" & _
"Provider=MS Remote;Data Source=CustomerDatabase;" & _
"Remote Server=https://yourServer"
関連項目
カスタマイズ ファイル接続セクション
カスタマイズ ファイルの SQL セクション
カスタマイズ ファイルの UserList セクション
DataFactory カスタマイズ
カスタマイズ ファイルの について
独自のカスタマイズされたハンドラー を記述する