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DataFactory のセーフ モードまたは無制限モードの構成

重要

Windows 8 および Windows Server 2012 以降では、RDS サーバー コンポーネントは Windows オペレーティング システムに含まれません (詳細については、Windows 8 と Windows Server 2012 の互換性クックブック を参照してください)。 RDS クライアント コンポーネントは、将来のバージョンの Windows で削除される予定です。 新しい開発作業ではこの機能を使用しないでください。現在この機能を使用しているアプリケーションを変更することを計画してください。 RDS を使用するアプリケーションは、WCF Data Serviceに移行する必要があります。

既定では、ADO は「安全」構成 の RDSServer.DataFactory と共にインストールされます。 RDS サーバー コンポーネントのセーフ モードは、次のことが当てはまることを意味します。

  1. RDSServer.DataFactory ではハンドラーが必要です (これはレジストリ キー設定によって必須です)。

  2. 既定のハンドラー msdfmap.handler が登録され、セーフ ハンドラーの一覧に存在し、既定のハンドラーとしてマークされます。

  3. Msdfmap.ini ファイルは Windows ディレクトリにインストールされます。 RDS を 3 層モードで使用する前に、必要に応じてこのファイルを構成する必要があります。

必要に応じて、無制限のDataFactory インストールを構成できます。 DataFactory は、カスタム ハンドラーなしで直接使用できます。 ユーザーは接続文字列を変更することでカスタム ハンドラーを引き続き使用できますが、必須ではありません。 RDSServer.DataFactory オブジェクトの使用による影響の詳細については、「RDS アプリケーションのセキュリティ保護」を参照してください。

安全な構成のハンドラー レジストリ エントリを設定するために、レジストリ ファイル handsafe.regが提供されています。 セーフ モードで実行するには、handsafe.regを実行します。

handsafe.regを実行した後、コマンド プロンプト ウィンドウで次のコマンド「NET STOP W3SVC」と「NET START W3SVC」を入力して、Web サーバー上のWorld Wide Web 公開サービスを停止して再起動する必要があります。

関連項目

DataFactory カスタマイズ
RDSの基本