Controller および Client のサービス アカウントの変更
このトピックでは、分散再生コントローラーと分散再生クライアントのサービス アカウントを変更し、アクセス制御リスト (ACL) を再度適用する方法について説明します。
[コンピューターの管理] を使用して 分散再生サービスを開始または停止するには
分散再生サービスがインストールされているコンピューターで、コマンド プロンプトから、「
dcomcnfg
」と入力します。[サービス] をダブルクリックし、下へスクロールして、[SQL Server Distributed Replay <service name>] を右クリックし、[開始] または [停止] をクリックします。
分散再生コントローラー サービスを変更するには
コントローラー コンピューターで、 SQL Server 分散再生コントローラー サービスを停止します。
[サービス] で、 SQL Server 分散再生コントローラーを右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
SQL Server 分散再生コントローラーのプロパティ ウィンドウの [ログオン] タブで、 [このアカウント] を選択して、新しいログオン アカウントを入力するか、 [参照] をクリックして新しいログオン アカウントを指定し、 [OK] をクリックします。
重要:分散再生コントローラーを構成するとき、分散再生クライアント サービスの実行に使用する 1 つ以上のユーザー アカウントを指定できます。 サポートされているアカウントの一覧を次に示します。
ドメイン ユーザー アカウント
ユーザーによって作成されたローカル ユーザー アカウント
管理者
仮想アカウントおよび管理されたサービス アカウント (MSA)
ネットワーク サービス、ローカル サービス、およびシステム
グループ アカウント (ローカルまたはドメイン) およびその他の組み込みのアカウント (Everyone など) は使用できません。
分散再生コントローラー サービスを開始します。
分散再生クライアント サービスを変更するには
分散再生クライアント サービスを変更する前に、変更する分散再生クライアントのサービス アカウントが、セットアップ時にコントローラー コンピューターの CTLRUSERS パラメーターに指定されていることを確認してください。 変更する分散再生クライアントのサービス アカウントがセットアップ時に指定されていない場合は、先に次の手順を実行する必要があります。
SQL Server 分散再生コントローラー サービスを停止します。
分散再生コントローラー サービスがインストールされているコントローラー コンピューターで、コマンド プロンプトから、「
dcomcnfg
」と入力します。[コンポーネント サービス] ウィンドウで、[コンソール ルート] -> [コンポーネント サービス] -> [コンピューター] -> [マイ コンピューター] -> [DCOM 構成] ->[DReplayController] に移動します。
[DReplayController] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
[DReplayController のプロパティ] ウィンドウの [セキュリティ] タブで、 [起動とアクティブ化のアクセス許可] セクションの [編集] をクリックします。
新しいクライアント サービス ログオン アカウントに ローカルとリモートからのアクティブ化 権限を与え、 [OK] をクリックします。
[アクセス許可] セクションの [編集] をクリックし、新しいクライアント サービス ログオン アカウントに ローカルとリモートのアクセス権限 を与え、 [OK] をクリックします。
[OK] をクリックして、 [DReplayController のプロパティ] ウィンドウを閉じます。
コントローラー コンピューターで、変更したクライアント サービス ログオン アカウントを Distributed COM Users グループに追加します。
SQL Server 分散再生コントローラー サービスを開始します。
SQL Server 分散再生クライアント サービスを停止します。
SQL Server 分散再生クライアントのプロパティ ウィンドウの [ログオン] タブで、 [このアカウント] を選択して、新しいログオン アカウントを入力するか、 [参照] をクリックして新しいログオン アカウントを指定し、 [OK] をクリックします。
分散再生クライアント サービスを開始します。