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WMI Provider for Server Events のクラスとプロパティ

次に示すサーバー イベントは、WMI Provider for Server Events のプログラミング モデルを構成しています。 プロバイダーに対する WQL クエリの実行によってクエリを実行できるイベントには、2 つの主なカテゴリがあります。 その 2 つとは、データ定義言語 (DDL) イベントおよびトレース イベントです。 また、QUEUE_ACTIVATION および BROKER_QUEUE_DISABLED の Service Broker イベントも照会することができます。 次のツリー ダイアグラムの包含的な性質に注意してください。 たとえば、DDL_ASSEMBLY_EVENTS イベントには、ALTER_ASSEMBLY、CREATE_ASSEMBLY、および DROP_ASSEMBLY イベントが含まれています。 同様に、TRC_FULL_TEXT イベントには、FT_CRAWL_ABORTED、FT_CRAWL_STARTED、および FT_CRAWL_STOPPED イベントが含まれています。 ALL_EVENTS は、すべての DDL イベント、トレース イベント、QUEUE_ACTIVATION、および BROKER_QUEUE_DISABLED をカバーします。

イベントまたはイベント グループから照会できるプロパティについては、イベント スキーマを参照してください。 既定では、イベント スキーマは C:\Program Files\Microsoft SQL Server\120\Tools\Binn\schemas\sqlserver\2006\11\events\events.xsd というディレクトリにインストールされます。

または、 で https://schemas.microsoft.com/sqlserver公開されているイベント スキーマを参照することもできます。

たとえば、ALTER_DATABASE イベントを参照すると、その親イベントが DDL_SERVER_LEVEL_EVENTS で、そのプロパティが TSQLCommandDatabaseName であることがわかります。 また、プロパティ SQLInstancePostTimeComputerNameSPID、および LoginName が継承されています。 イベントには、子イベントはありません。

Note

DDL と同様の操作を実行するシステム ストアド プロシージャもイベント通知を起動できます。 イベント通知はテストして、実行されているシステム ストアド プロシージャに応答するかどうか、確認してください。 たとえば、CREATE TYPE ステートメントとストアド プロシージャ sp_addtype どちらも、CREATE_TYPE イベントに対して作成されたイベント通知を発生させます。 詳細については、「DDL イベント」を参照してください。

データ定義言語イベントおよびイベント グループ

WMI Provider for Server Events イベント ツリー

トレース イベントおよびイベント グループ

トレース イベントとイベント グループする

参照

WMI Provider for Server Events の概念
WMI Provider for Server Events と WQL の使用