INSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントに対して外部キー制約を無効にする方法
SQL Server Management Studioまたは Transact-SQL を使用して、SQL Server 2014 の INSERT および UPDATE トランザクション中に外部キー制約を無効にすることができます。 新しいデータが既存の制約に違反することがわかっている場合、またはデータベース内の既存のデータのみに制約を適用する場合に、このオプションを使用します。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
以下を使用して INSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントに対して外部キー制約を無効にするには:
はじめに
制限事項と制約事項
これらの制約を無効にすると、今後列に行われる挿入または更新は、制約条件に対して検証されません。
セキュリティ
アクセス許可
テーブルに対する ALTER 権限が必要です。
SQL Server Management Studio を使用する
INSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントに対して外部キー制約を無効にするには
オブジェクト エクスプローラーで、制約が含まれているテーブルを展開し、 [キー] フォルダーを展開します。
制約を右クリックし、 [変更]をクリックします。
[テーブル デザイナー]の下のグリッドで、 [外部キーの制約を適用] をクリックし、ドロップダウン ボックスの一覧の [いいえ] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
Transact-SQL の使用
INSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントに対して外部キー制約を無効にするには
オブジェクト エクスプローラーで、 データベース エンジンのインスタンスに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、 [実行] をクリックします。
USE AdventureWorks2012; GO ALTER TABLE Purchasing.PurchaseOrderHeader NOCHECK CONSTRAINT FK_PurchaseOrderHeader_Employee_EmployeeID; GO
詳細については、「ALTER TABLE (Transact-SQL)」を参照してください。