次の方法で共有


推定実行プランの表示

このトピックでは、SQL Server Management Studioを使用してグラフィカルな推定実行プランを生成する方法について説明します。 推定実行プランが生成されると、Transact-SQL クエリまたはバッチは実行されません。 代わりに、生成される実行プランには、クエリが実際に実行された場合SQL Serverデータベース エンジンが使用する可能性が最も高いクエリ実行プランが表示されます。

この機能を使用するには、グラフィカル実行プランが生成されている Transact-SQL クエリを実行するための適切なアクセス許可が必要です。また、クエリによって参照されるすべてのデータベースに対する SHOWPLAN アクセス許可がユーザーに付与されている必要があります。

クエリの推定実行プランを表示するには

  1. ツール バーの [データベース エンジン クエリ] をクリックします。 また、ツール バーの [ファイルを開く] をクリックして既存のクエリを参照することにより、既存のクエリを開き、推定実行プランを表示することもできます。

  2. 表示する推定実行プランに対するクエリを入力します。

  3. [クエリ] メニューの [推定実行プランの表示] をクリックするか、ツール バーの [推定実行プランの表示] をクリックします。 推定実行プランが、結果ペインの [実行プラン] タブに表示されます。 追加情報を表示するには、マウス ポインターを論理操作や物理操作のアイコン上にしばらく置き、各操作について、表示されるツールヒント内の説明とプロパティを参照します。 また、プロパティ ウィンドウでも操作のプロパティを参照できます。 プロパティが表示されていない場合は、任意の操作を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。 特定の操作のプロパティを表示するには、その操作をクリックします。

  4. 実行プランの表示を変更するには、実行プランを右クリックし、 [拡大][縮小][ズームの指定][ウィンドウのサイズに合わせて大きさを変更] のいずれかをクリックします。 [拡大][縮小] では、実行プランを固定比率ずつ拡大または縮小できます。 [ズームの指定] を使用すると、表示倍率 (80% など) を定義できます。 [ウィンドウのサイズに合わせて大きさを変更] では、結果ペインの大きさに合わせて実行プランを拡大できます。