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DAC パッケージのアンパック

[データ層アプリケーションのアンパック] ダイアログ ボックスでは、データ層アプリケーション (DAC) パッケージからスクリプトおよびファイルを解凍できます。 解凍されたスクリプトおよびファイルが配置されるフォルダーは、パッケージを使用して DAC を実稼働システムに配置する前に確認できます。 また、DAC の内容は、別のフォルダーにアンパックされた別のパッケージの内容と比較することもできます。

  1. 始める前に: セキュリティ

  2. DAC をアンパックするには、<データ層アプリケーション ダイアログをアンパックします、DAC パッケージの内容をします。

セキュリティ

ソースが不明または信頼されていない DAC パッケージは配置しないことをお勧めします。 こうした DACs には、意図しない Transact-SQL コードを実行したり、スキーマを変更してエラーを発生させるような、悪意のあるコードが含まれている可能性があります。 DAC のソースが不明または信頼されていない場合は、使用する前に、データベース エンジンの隔離されたテスト インスタンスに DAC をデプロイし、DAC をアンパックして、ストアド プロシージャやその他のユーザー定義コードなどのコードを確認してください。

[データ層アプリケーションのアンパック] ダイアログの使用

DAC パッケージ ファイルをアンパックするには

  • Windows エクスプローラーで、DAC パッケージ (.dacpac) ファイルの場所に移動します。

  • [データ層アプリケーションのアンパック] ダイアログ ボックスを開くには、次の 2 つの方法のいずれかを使用します。

    1. DAC パッケージ (.dacpac) ファイルを右クリックして、 [アンパック]をクリックします。

    2. DAC パッケージ ファイルをダブルクリックします。

  • 次のダイアログで必要な設定を行います。

[Microsoft SQL Server DAC パッケージ ファイルのアンパック]

このページでは、アンパックされたファイルの配置先となるフォルダーを指定し、アンパック操作を実行します。

[ファイルがアンパックされるフォルダー]: アンパックされたファイルのフォルダーへの完全パスを指定します。 フォルダーが存在し、完全パスがわかっている場合は、このボックスにパスを入力します。 それ以外の場合は、 [参照] をクリックしてフォルダーに移動するか、新しいフォルダーを作成します。

[参照] : [フォルダーの参照] ページを開きます。このページでは、ファイル階層を移動してフォルダーを選択したり、新しいフォルダーを作成することができます。

[アンパック] : アンパック操作を開始します。

[キャンセル] : DAC パッケージをアンパックすることなく、ダイアログ ボックスを終了します。

[フォルダーの参照]

このページでは、アンパック操作の対象となるフォルダーを選択します。 また、必要に応じて、新しいフォルダーを作成することもできます。

[フォルダー一覧] : コンピューターのファイル階層を表示します。 ノードを展開し、DAC パッケージをアンパックするフォルダーに移動します。 フォルダーをクリックし、 [OK]をクリックします。

[新しいフォルダーの作成] : フォルダー階層で現在選択しているフォルダー内に作成する新しいフォルダーの名前を指定するダイアログ ボックスを開きます。

[OK] : [DAC パッケージ ファイルのアンパック] ページの [ファイルがアンパックされるフォルダー] ボックスで選択したフォルダーへのパスを配置して、そのページに戻ります。

[キャンセル] : フォルダーを選択することなく、ダイアログ ボックスを終了します。

DAC パッケージの内容の確認

パッケージをアンパックすると、 [データ層アプリケーションのアンパック] ダイアログ ボックスで作成されたファイルを確認することができます。 このダイアログ ボックスによって、選択した対象フォルダーに次のファイルが作成されます。

  1. DAC で定義されたオブジェクトを作成するためのステートメントを含む Transact-SQL スクリプト。 ファイル名は DACName.sql です。この場合、 DACName は DAC の名前になります。

  2. パッケージのすべての XML ファイル。

  3. DAC の配置前ファイルまたは配置後ファイルなど、DAC の Extra Files セクションにあるすべてのファイル。

詳細については、「 Validate a DAC Package」をご覧ください。

参照

データ層アプリケーション
データ層アプリケーションの配置
データ層アプリケーションのアップグレード