[パッケージ管理オプションの選択] (SSIS パッケージ アップグレード ウィザード)
[パッケージ管理オプションの選択] ページを使用すると、パッケージのアップグレードに関するオプションを指定できます。
SSIS パッケージ アップグレード ウィザードを実行するには
Options
[接続文字列を更新して新しいプロバイダー名を使用する]
現在のリリースの Integration Servicesの次のプロバイダーの名前を使用するように、接続文字列を更新します。
OLE DB Provider for Analysis Services
SQL Server Native Client
SSIS パッケージ アップグレード ウィザードは、接続マネージャーに格納されている接続文字列だけを更新します。 Integration Services の式言語またはスクリプト タスクのコードによって動的に構築される接続文字列は更新しません。
[アップグレード パッケージの検証]
アップグレード パッケージを検証し、検証に合格したアップグレード パッケージだけを保存します。
このオプションを選択しない場合、ウィザードでアップグレード パッケージの検証が行われません。 したがって、有効なパッケージかどうかにかかわらず、すべてのアップグレード パッケージが保存されます。 ウィザードの [アップグレード先の場所を選択] ページで指定したアップグレード先に、アップグレード パッケージが保存されます。
検証を行うと、アップグレード プロセスにかかる時間が長くなります。 アップグレードに成功する可能性の高い大規模なパッケージに対しては、このオプションを選択しないことをお勧めします。
[新しいパッケージ ID を作成する]
アップグレード パッケージの新しいパッケージ ID を作成します。
[パッケージのアップグレードに失敗してもアップグレード処理を続行する]
あるパッケージをアップグレードできなかった場合に、残りのパッケージのアップグレードを SSIS パッケージ アップグレード ウィザードで続行します。
[パッケージ名の競合]
同じ名前のパッケージをウィザードで処理する方法を指定します。 このオプションには、次の表に示す値があります。
[既存のパッケージ ファイルを上書き]
既存のパッケージを同じ名前のアップグレード パッケージで置き換えます。
[アップグレード パッケージ名に数値サフィックスを追加]
アップグレード パッケージの名前に数値サフィックスを追加します。
[パッケージをアップグレードしない]
そのパッケージのアップグレードを停止し、ウィザードの完了時にエラーを表示します。
ウィザードの [アップグレード先の場所を選択] ページで [ソースの場所に保存] オプションを選択した場合は、これらのオプションを使用できません。
[構成を無視する]
パッケージのアップグレード中にパッケージ構成を読み込みません。 このオプションを選択すると、パッケージのアップグレードに必要な時間が短縮されます。
[元のパッケージをバックアップする]
ウィザードで、元のパッケージを SSISBackupFolder フォルダーにバックアップします。 元のパッケージとアップグレード済みパッケージが格納されるフォルダーに、 SSISBackupFolder サブフォルダーが作成されます。
注意
このオプションを使用できるのは、元のパッケージとアップグレード済みパッケージをファイル システム内の同一フォルダーに格納するように指定した場合だけです。
詳細については、「 SSIS パッケージ アップグレード ウィザードを使用した Integration Services パッケージのアップグレード」を参照してください。