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Attunity の Change Data Capture Service for Oracle

CDC Service for Oracle は、Oracle トランザクション ログをスキャンして目的の Oracle テーブルに対する変更を SQL Server 変更テーブルにキャプチャする Windows サービスです。 Oracle からキャプチャされた変更が格納される SQL 変更テーブルは、 SQL Server のネイティブの変更データ キャプチャ機能で使用される変更テーブルと同じ種類のテーブルです。 そのため、このような変更も、 SQL Server データベースに対して行われた変更を使用する場合と同様に簡単に使用できます。

インストール

CDC Service for Oracle は、キャプチャするソース Oracle データベースと、対象の CDC データベースが存在する対象の SQL Server インスタンスにアクセスできる、サポートされているすべての Windows コンピューターにインストールできます。 CDC Service では、Oracle データベースまたは SQL Server データベースのローカル インストールは必要なく、サポートされるクライアントのみが必要です。 必要なデータベース コンポーネントのインストール場所の詳細については、「 データベースの前提条件 」を参照してください。

SQL Server CDC Service for Oracle をインストールすると、サービス構成 UI とサービス プログラムが選択した場所に配置されます。 CDC Service for Oracle は、Oracle CDC Service 構成コンソールを使用して個別に構成します。 Oracle CDC Service の構成の詳細については、「 Change Data Capture Service for Oracle by Attunity の F1 ヘルプ」を参照してください。

CDC Service for Oracle をインストールするには、SQL Serverインストール メディアからAttunityOracleCdcService.msiを手動で実行します。 x86 および x64 のインストール パッケージは、SQL Server インストール メディアの .\Tools\AttunityCDCOracle\ にあります。

CDC Service for Oracle は、SQL Server 2014 Native Client がインストールされているサポート対象の Windows コンピューターにインストールできます。ターゲット SQL Serverがインストールされているのと同じコンピューターにインストールする必要はありません。

サポートされている Windows 環境

Change Data Capture Service for Oracle by Attunity は、次の Windows 環境で実行できます。

  • Windows 8

  • Windows 7 32 ビット (x86) および 64 ビット (x64)

  • Windows Server 2012

  • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1

  • Windows Server 2008 Service Pack 2 (32 ビット (x86) および 64 ビット (x64))

データベースの前提条件

CDC Service for Oracle を使用するには、SQL Server 2014 Native Client Oracle ソフトウェアをインストールする必要があります。 これは、Oracle CDC Service をインストールする前に Oracle から入手してインストールする必要がある必須ソフトウェアです。 さらに、SQL Server セットアップを使用して SQL Server ODBC クライアントをインストールする必要があります。

CDC Service for Oracle では、次のバージョンがサポートされています。

ソース Oracle データベース

  • Oracle Database 11x、すべてのバージョン

  • Oracle Database 10x、すべてのバージョン

対象の SQL Server データベース

SQL Serverの各エディションでサポートされている機能の一覧については、「SQL Server 2014 の各エディションでサポートされる機能」を参照してください。

インストール プログラムの実行

CDC Service for Oracle をインストールするには、使用している Windows プラットフォーム (32/64 ビット) 用のインストール ウィザードを開き、画面の指示に従います。

Change Data Capture Service for Oracle by Attunity のアンインストール

CDC Service for Oracle をアンインストールするには、コントロール パネルの [プログラムと機能] を使用します。

CDC Service をアンインストールしても、作成した SQL Server データベースは削除されません。 ツールを完全に削除するには、使用していた対象の SQL Server インスタンスで作成した MSXDBCDC データベースと特定の CDC データベースを削除する必要があります。

CDC Service ソフトウェアをアンインストールしてから別のコンピューターにインストールする場合は、次の定義を指定するだけで済みます。

  • サービス アカウント

  • SQL Server の接続文字列と資格情報

  • マスター パスワード

他のすべての定義は SQL Server に格納されており、別のコンピューター上の以前のインストール環境から取得できます。

このドキュメントの内容

参照

Oracle CDC Service の使用