.dqs ファイルからのナレッジ ベースのインポート
このトピックでは、Data Quality Services (DQS) の .dqs データ ファイルからサポート情報全体をインポートする方法について説明します。 データ ファイルを作成するには、Data Quality Client アプリケーション内から既存のサポート情報をエクスポートします (「ナレッジ ベースを .dqs ファイルにエクスポートする」を参照してください)。
.dqs データ ファイルを使用してサポート情報の内容をエクスポートし、その内容を同じ Data Quality Server または別の Data Quality Server 上の別のサポート情報にインポートすると、ナレッジ生成プロセスが簡略化され、時間と労力が節約されます。 ナレッジ ベースやその中のナレッジを他のユーザーと共有でき、他のユーザーの時間を節約できます。 .dqs ファイルには、ドメインや照合ポリシーを含むナレッジ ベースのすべての情報が含まれます。ただし、アタッチされた参照データ情報は含まれません。 発行済みのデータと発行されていないデータがインポートされます。
.dqs データ ファイルは、表示できないように暗号化されています。
ナレッジ ベースをインポートする際に同じ名前を使用できますが、クライアント アプリケーションにそのナレッジ ベースの名前が既に存在する場合は名前を変更する必要があります。
はじめに
前提条件
ナレッジ ベースを .dqs ファイルからインポートするには、事前にナッレジ ベースを .dqs ファイルにエクスポートしている必要があります。
セキュリティ
アクセス許可
ナレッジ ベースを .dqs データ ファイルからインポートするには、DQS_MAIN データベースの dqs_kb_editor ロールまたは dqs_administrator ロールが必要です。
.dqs ファイルからのナレッジ ベースのインポート
Data Quality クライアントを開始します。 詳細については、「Data Quality Client アプリケーションを実行する」を参照してください。
Data Quality Clientホーム画面で、[新しいサポート情報] をクリックします。
ナレッジ ベースの名前を入力します。
[次の場所からナレッジ ベースを作成]の下矢印をクリックし、 [DQS ファイルからインポート]をクリックします。
[データ ファイルの選択]で [参照]をクリックします。
[データ ファイルからインポート] ダイアログ ボックスで、インポートする .dqs ファイルを含むフォルダーに移動してファイル名をクリックします。 [開く] をクリックします。
正しいナレッジ ベースとドメインが [ドメイン] リストに表示されていることを確認します。
実行するアクティビティを選択して [作成]をクリックします。
[ナレッジ ベースのインポート] ダイアログ ボックスで、ステータス行にインポートの完了が表示されていることを確認します。 [OK] をクリックします。
必要なナレッジ検出、ドメイン管理、または照合ポリシー タスクを実行し、 [完了]をクリックします。
ナレッジ ベースのナレッジを発行する場合は [発行] をクリックし、発行しない場合は [いいえ] をクリックします。
ナレッジ ベースを発行した場合は [OK]をクリックします。
Data Quality Services のホーム ページで、 [最近使用したナレッジ ベース]の下にナレッジ ベースが表示されていることを確認します。
補足情報: .dqs ファイルからナレッジ ベースをインポートした後
.dqs ファイルからナレッジ ベースをインポートした後で、ナレッジ ベースのコンテンツに応じてナレッジをナレッジ ベースに追加したり、ナレッジ ベースをクレンジング プロジェクトや照合プロジェクトで使用したりすることができます。 詳しくは、「ナレッジ検出の実行」、「ドメインの管理」、「複合ドメインの管理」、「照合ポリシーの作成」、「データ クレンジング」、または「データ照合」をご覧ください。