PowerPivot から復元
SQL Server Management Studio の PowerPivot から復元機能を使って、テーブル モードで実行されている Analysis Services インスタンス上に新しいテーブル モデル データベースを作成したり、PowerPivot ブック (.xlsx) から既存のデータベースに復元したりできます。
注意
SQL Server Data Tools の PowerPivot からのインポート プロジェクト テンプレートが同様の機能を提供します。 詳細については、「 PowerPivot からのインポート (SSAS 表形式)」を参照してください。
PowerPivot から復元機能を使用する場合、次の点に注意してください。
PowerPivot から復元機能を使用するには、サーバー管理者ロールのメンバーとして Analysis Services インスタンスにログオンしている必要があります。
Analysis Services インスタンス サービス アカウントには、復元するブック ファイルの読み取り権限が必要です。
既定では、PowerPivot からデータベースを復元する場合は、テーブル モデル データベースのデータ ソースの権限借用情報プロパティは既定値に設定されており、Analysis Services インスタンス サービス アカウントを指定します。 権限借用の資格情報をデータベース プロパティの Windows ユーザー アカウントに変更することをお勧めします。 詳細については、「 偽装 (SSAS 表形式)」を参照してください。
PowerPivot データ モデルのデータは、Analysis Services インスタンス上の既存または新規のテーブル モデル データベースにコピーされます。 PowerPivot ブックにリンク テーブルが含まれている場合は、新規テーブルを使用して作成されたテーブルのように、データ ソースを使用せずにテーブルとして再作成されます。
PowerPivot から復元するには
SSMS の復元先の Active Directory インスタンスで、[ データベース] を右クリックし、[ PowerPivot から復元] をクリックします。
[ PowerPivot からの復元 ] ダイアログ ボックスの [ ソースの復元] の [バックアップ ファイル] で、[ 参照] をクリックし、復元元の .abf または .xslx ファイルを選択します。
[復元対象]の [データベースの復元]で、新しいデータベースまたは既存のデータベースの名前を入力します。 名前を指定しない場合は、ブック名が使用されます。
[ストレージの場所]で、 [参照]をクリックし、データベースを格納する場所を選択します。
[オプション]で、 [セキュリティ情報を含める] チェック ボックスをオンのままにします。 PowerPivot ブックから復元する場合は、この設定は適用されません。