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[メタデータ] (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)

キューブ構造の参照、関連するメジャーの確認、ディメンションの閲覧と作成には、キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブの [メタデータ] ペインを使用します。 階層のドリル ダウン、使用できるメジャーと KPI の一覧表示、オブジェクトの完全修飾名のコピーなどを実行できます。

[メタデータ] ペインからクエリ作成領域にオブジェクトや階層をドラッグして新しいクエリを作成したり、データをエクスポートして Excel で参照したりすることもできます。

オプション

Metadata
現在のビューで使用可能なメタデータを表示します。 キューブ アイコンをクリックしてビュー (現在選択されているパースペクティブまたはキューブ) を変更した後、 [キューブの選択] ダイアログ ボックスを使用して新しいキューブまたはパースペクティブを選択できます。 [メジャー グループ]をクリックして、ドロップダウン リストから新しいメジャー グループを選択し、 [メタデータ] ペインで利用可能なオブジェクトをフィルター選択することもできます。

選択したアイテムを[ レポート ] ウィンドウの Microsoft Office 11.0 ピボットテーブル コントロールのフィルター、データ、行、または列の領域にドラッグして、選択したアイテムのデータを表示します。

関数
[ブラウザー]でクエリまたはデータ ビューの作成に使用できるすべての関数、演算子、および定数を一覧表示します。 関数を使用するには、目的の関数を探して、クエリ領域にドラッグします。 対応する構文の定義がテキストに追加されます。

警告

グラフィカル デザイン ビューで作業している場合、 [関数] の一覧は利用できません。

テーブル モデルで作業している場合は、関数の一覧に MDX 関数と DAX 関数の両方が含まれます。 そうでない場合は、一覧に MDX だけが含まれます。 多次元モデルは、オブジェクトの定義の一部として DAX 式を組み込むことはできますが、直接 DAX 関数を使用することはできません。

ヒント: DAX 関数が格納されているフォルダーは、全大文字で表示されます。 その他すべてのフォルダーには、MDX 関数が格納されています。 たとえば、統計関数には 2 つのフォルダーがあり、関連する DAX 関数は STATISTICAL に格納されています。

コンテキスト メニュー

[メタデータ] ペインで表示される要素を右クリックして表示されるショートカット メニューでは、次のオプションを使用できます。

オプション 説明
[クエリに追加] 選択したオブジェクトをクエリ作成領域の下のペインに追加します。
[フィルターに追加] 選択したディメンション、属性、階層、またはレベルを [ブラウザー]のフィルター領域に追加します。

注: このオプションは、ディメンション、属性、階層、またはレベルが選択されている場合にのみ有効です。
コピー 選択した項目をクリップボードに追加します。

注: このオプションでは、オブジェクトの完全修飾名がコピーされます。

参照

ツール バー (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)
[Excel で分析] (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)
クエリとフィルター (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)
[ブラウザー] (キューブ デザイナー) (Analysis Services - 多次元データ)