レッスン 8: アクションの定義
このレッスンでは、Analysis Services プロジェクトでアクションを定義する方法について説明します。 アクションは、Analysis Services に格納され、クライアント アプリケーションに組み込んでユーザーが開始できる多次元式 (MDX) ステートメントにすぎません。
Note
このチュートリアルの各レッスンの操作内容が反映されたプロジェクトを、オンラインで入手できます。 途中のレッスンから開始する場合は、前のレッスンの操作内容が反映されたプロジェクトを作業の開始点として使用できます。 このチュートリアルのサンプル プロジェクトをダウンロードするには、ここ をクリックしてください。
Analysis Services では、次の表に示すアクションの種類がサポートされています。
CommandLine | コマンド プロンプトでコマンドを実行します。 |
データセット | データセットをクライアント アプリケーションに返します。 |
ドリルスルー | ドリルスルー ステートメントを式として返します。この式は、行セットを返すときにクライアントによって実行されます。 |
Html | インターネット ブラウザーで HTML スクリプトを実行します。 |
[専用] | この一覧に表示されていないインターフェイスを使用して操作を実行します。 |
レポート | パラメーター化された URL ベースの要求をレポート サーバーに送信して、レポートをクライアント アプリケーションに返します。 |
[行セット] | 行セットをクライアント アプリケーションに返します。 |
ステートメント | OLE DB コマンドを実行します。 |
URL | インターネット ブラウザーで動的 Web ページを表示します。 |
アクションを使用すると、アプリケーションを起動したり、選択したアイテムのコンテキスト内で他のステップを実行することができます。 詳細については、「アクション (Analysis Services - 多次元データ)」、多次元モデルのアクションに関するページを参照してください。
Note
アクションの例については、[計算ツール] ウィンドウの [テンプレート] タブのアクションの例、または Adventure Works DW サンプル データ ウェアハウスの例を参照してください。 このデータベースのインストールの詳細については、「 Analysis Services 多次元モデリング チュートリアル用のサンプル データおよびプロジェクトのインストール」 を参照してください。
このレッスンの内容は次のとおりです。
ドリルスルー アクションの定義と使用
この作業では、このチュートリアルで以前に定義したファクト ディメンションのリレーションシップによって、ドリルスルー アクションの定義、使用、変更を行います。
次のレッスン
参照
Analysis Services のチュートリアル シナリオ
多次元モデリング (Adventure Works チュートリアル)
アクション (Analysis Services - 多次元データ)
多次元モデルのアクション