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大都市サイト復元の計画

 

トピックの最終更新日: 2011-03-03

組織の地理的な場所の 1 つでサーバー障害が発生した場合でも、Microsoft Lync Server 2010通信ソフトウェアを常に使用できる必要がある場合は、ここで説明するガイダンスに従って、大都市サイト復元を提供するトポロジを作成できます。

このトポロジでは、Lync Server 2010 プールに地理的に異なる 2 つの場所が含まれます。このようなトポロジでは、一方の場所で壊滅的なサーバー障害が発生したとしても、すべての接続要求は同じプールに含まれてはいても第 2 の場所にあるサーバーに自動的に送られるので、使用状態が大きく損なわれることはありません。ここで説明するサイト復元ソリューションはこの分割プール トポロジ専用に設計されており、Microsoft は「Findings and Recommendations」で説明されている制約の下でこのトポロジをサポートします。

実際の環境がここで説明する要件を満たしていない場合の、エンタープライズ VoIP ワークロードの復元に関する推奨事項については、「エンタープライズ VoIP の復旧の計画」を参照してください。

特に注記のない限り、すべてのサーバーの役割は製品のドキュメントに従ってインストールされています。詳細については、「展開」のドキュメントの「展開」を参照してください。

このセクション中

  • 大都市サイト復元ソリューション」では、テストが済んでサポートされているサイト復元ソリューションの概要が説明されています。

  • Test Methodology」では、テスト用のトポロジ、予想される動作、およびテスト結果が説明されています。

  • Findings and Recommendations」では、実際のフェールオーバー ソリューションの展開に関する実践的なガイダンスが提供されています。

note注:
  • ここでは、ソリューションで使用される製品の具体的な展開手順については説明しません。具体的な展開要件はユーザーによって大きく異なる場合があり、詳細な手順を示しても不完全であったり、誤解を招いたりする可能性があります。詳細な手順については、このソリューションで使用されるさまざまなソフトウェアおよびハードウェアの製品ドキュメントを参照してください。

  • ここでの説明に正しく従うには、Lync Server 2010 および Windows Server 2008 R2 のフェールオーバー クラスタリングについてよく理解している必要があります。