IP 電話がネットワークに接続される方法

 

トピックの最終更新日: 2012-06-21

ここでは、接続プロセスの概要を示し、内部ネットワークと外部ネットワークでの IP 電話の接続方法の違いを説明します。IP 電話で接続およびその他の問題をトラブルシューティングするときは、デバイスが Lync Server に接続する方法を理解しておくことが重要です。

注:
Lync Server でサポートされている IP 電話は、Aastra 6721ip 共通領域電話、Aastra 6725ip 卓上電話、HP 4110 IP 電話 (共通領域電話)、HP 4120 IP 電話 (卓上電話)、Polycom CX600 IP 卓上電話、Polycom CX700 IP 卓上電話、Polycom CX500 IP 共通領域電話、および Polycom CX3000 IP 会議電話です。

次の図では、企業環境内でのデバイス接続に関係するすべてのコンポーネントを説明します。接続プロセスの詳細については、「デバイス接続プロセス」を参照してください。

注:
前の図は論理的な表現であり、物理的な概要ではありません。たとえば、Active Directory ドメイン サービス (AD DS) が Lync Server のコンポーネントと同じコンピューターに配置されることはほとんどありません。ユーザー ストアは、バックエンド サーバー上、またはアーカイブ サーバーおよび監視サーバー上に配置できます。Lync Server 管理シェル、Web サーバー、および更新サービスは、すべて、フロントエンド サーバーの役割の一部です。

次の図では、デバイスが企業ネットワークの外部に配置される場合に関係するコンポーネントの概要を示します。

注:
デバイス更新 Web サービスは、外部と内部の Web サイトを提供しますが、ここでは外部の Web サイトだけが示されています。外部アクセスを有効にする場合は、レジストラーの場所、および組織に対するデバイス更新 Web サービスの URL を DNS で公開する必要があります。さらに、エッジ サーバーを展開し、デバイスと企業環境の間の双方向の外部通信を許可するように適切に構成する必要があります。エッジの展開がデバイスの接続に固有ではないので、前の図ではこれは省略されています。