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ワークフローを WSP ファイルとして展開する (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2016-12-08

ワークフローを作成してワークフロー テンプレート (.wsp ファイル) として保存すると、テンプレートを使用してワークフローを複数のサイトやサイト コレクションに展開できます。

ワークフローを WSP ファイルとして展開する

時間: 3:34

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ワークフローを .wsp ファイルとして展開するには、次の手順を実行します。

  • WSP ファイルをダウンロードする

  • WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードする

  • ワークフロー フィーチャーをサイトでアクティブ化する

WSP ファイルをダウンロードする

次の手順に従って、ワークフロー テンプレートの保存先のサイト コレクションでトップレベル サイトの [サイトのリソース ファイル] ドキュメント ライブラリを開き、Microsoft SharePoint Server 2010 を実行しているサーバーのローカル フォルダーまたはネットワーク共有にワークフロー テンプレートを .wsp ファイルとしてダウンロードします。ダウンロードしたファイルは、任意のサイト コレクションのソリューション ギャラリーにアップロードできます。

WSP ファイルをファイルの場所にダウンロードするには

  1. トップレベルのサイトで、サイド リンク バーの [すべてのサイト コンテンツ] をクリックします。

  2. [すべてのサイト コンテンツ] ページで、[ドキュメント ライブラリ] セクションの [サイトのリソース ファイル] をクリックします。

  3. 編集するワークフローの名前をポイントし、表示される矢印をクリックします。

  4. [送信] をポイントし、[コピーのダウンロード] をクリックします。

  5. [ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [保存] をクリックします。

  6. [名前を付けて保存] ボックスにファイルの保存先を入力し、[保存] をクリックします。

  7. [ダウンロード完了] ダイアログ ボックスで、[閉じる] をクリックします。

WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードする

次のどちらかの手順に従って, .wsp ファイルをサイト コレクションのソリューション ギャラリーにアップロードします。これによりワークフロー テンプレートは、サイト コレクション上でアクティブ化されるフィーチャーとして使用可能になります。ワークフローは、サイト コレクションにあるすべてのサイトでフィーチャーとして使用可能になります。ただし、この手順を行ってもサイト コレクション内のサイトでこのフィーチャーはアクティブ化されません。

このセクションの内容

  • ユーザー インターフェイスを使用して WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードするには

  • Windows PowerShell を使用して WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードするには

ユーザー インターフェイスを使用して WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードするには

  1. サイト コレクションのトップレベル サイトで、[サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をクリックします。

  2. [サイトの設定] ページの [ギャラリー] セクションで、[ソリューション] をクリックします。

  3. リボンの [ソリューション] タブの [新規] グループで、[ソリューションのアップロード] をクリックします。

  4. [ドキュメントのアップロード] ダイアログ ボックスで、[参照] をクリックします。

  5. [アップロードするファイルの選択] ダイアログ ボックスで、ファイル共有を探し、WSP ファイルをクリックし、[開く] をクリックします。

  6. [ドキュメントのアップロード] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。

    [ソリューション ギャラリー - ソリューションのアクティブ化] ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. [ソリューション ギャラリー - ソリューションのアクティブ化] ダイアログ ボックスで、[アクティブ化] をクリックします。

    ワークフローは、このサイト コレクションにあるすべてのサイトでフィーチャーとして使用可能になります。ワークフローの名前がソリューション ギャラリーに表示され、[状態] が [アクティブ] に設定されます。

Windows PowerShell を使用して WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードするには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。また、コンテンツ データベースの SharePoint_Shell_Access ロールのメンバーでもある必要があります。詳細については、「Add-SPShellAdmin」および「Get-SPContentDatabase」を参照してください。

  2. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  3. [Microsoft SharePoint 2010 Products] をクリックします。

  4. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  5. Windows PowerShell コマンド プロンプトで、以下のコマンドを入力します。

    Add-SPUserSolution -LiteralPath <LiteralPath> -Site <SiteURL>
    

    ここで、

    • <LiteralPath> は、WSP ファイルの名前を含む完全パスです。

    • <SiteURL> は、サイト コレクションの URL です。

    これで、ワークフローがフィーチャーとして展開されます。ただし、このワークフローを使用するには、サイト コレクションでアクティブ化する必要があります。

  6. Windows PowerShell コマンド プロンプトで、以下のコマンドを入力します。

    Install-SPUserSolution -Identity <Solution> -Site <SiteURL>
    

    ここで、

    • <Solution> は、アクティブ化するソリューションの名前です。

    • <SiteURL> は、サイト コレクションの URL です。

Add-SPUserSolution コマンドレットと Install-SPUserSolution コマンドレットの詳細については、「Install-SPUserSolution」および「Add-SPUserSolution」を参照してください。

注意

コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。

ワークフロー フィーチャーをサイトでアクティブ化する

次のどちらかの手順を使用して、ワークフローを使用するサイトでフィーチャーをアクティブ化します。

このセクションの内容

  • ユーザー インターフェイスを使用してワークフロー フィーチャーをサイトでアクティブ化するには

  • Windows PowerShell を使用してフィーチャーをサイトでアクティブ化するには

ユーザー インターフェイスを使用してワークフロー フィーチャーをサイトでアクティブ化するには

  1. フィーチャーをアクティブ化するサイトに移動し、[サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をクリックします。

  2. [サイトの設定] ページの [サイトの操作] セクションで、[サイト機能の管理] をクリックします。

    サイトの [機能] ページに、ワークフロー テンプレートは使用可能および非アクティブとして表示されます。

  3. [アクティブ化] をクリックします。

    [機能] ページで、ワークフロー テンプレートの [状態] が [アクティブ] として表示されます。

Windows PowerShell を使用してフィーチャーをサイトでアクティブ化するには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。また、コンテンツ データベースの SharePoint_Shell_Access ロールのメンバーでもある必要があります。詳細については、「Add-SPShellAdmin」および「Get-SPContentDatabase」を参照してください。

  2. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  3. [Microsoft SharePoint 2010 Products] をクリックします。

  4. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  5. Windows PowerShell コマンド プロンプトで、以下のコマンドを入力します。

    Enable-SPFeature -Identity <Feature> -Url <URL>
    

    ここで、

    • <Feature> は、アクティブ化するフィーチャーの名前です。

      注意

      フィーチャー名は、ワークフローに付けた名前とは異なります。通常、フィーチャー名は、ワークフロー名に "ListInstances" を付加した名前です。
      アクティブ化するフィーチャーの名前が不明な場合は、次の手順を行ってフィーチャー名を確認できます。1) .wsp ファイルのコピーを作成し、コピーしたファイルのファイル名拡張子を .cab に変更します。2) エクスプローラーで .cab ファイルを右クリックし、[開く] をクリックします。3) feature.xml を選択します。フィーチャー名が [パス] 列に表示されます。

    • <URL> は、サイトの URL です。

Enable-SPFeature コマンドレットの詳細については、「Enable-SPFeature」を参照してください。

注意

コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。