Trimauditlog : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)
操作名 : Trimauditlog
説明
管理者は、date パラメータを使用して指定された日付よりも古い監査エントリを削除できます。
注意
この操作は Microsoft Office Servers インフラストラクチャ更新プログラム のインストール後に使用できるようになります。この機能を利用できるのは、Stsadm を使用する場合のみです。
構文
stsadm -o trimauditlog
-url <URL 名>
-date <YYYYMMDD>
-databasename <データベース名>
[-databaseserver] <データベース サーバー名>
パラメータ
パラメータ | 値 | 必須/省略可能 | 説明 |
---|---|---|---|
url |
有効な URL (http://サーバー名など) |
databasename パラメータが指定されていない場合は必須 |
サイト コレクションに対する URL 名を指定します。このパラメータを使用すると、そのサイト コレクションの監査エントリのみが削除されます。このパラメータを使用した場合、databaseserver パラメータと databasename パラメータは無視されます。 |
date |
"YYYYMMDD" 形式の有効な日付 |
必須 |
ユーザーが監査データを保存する最も早い日時を表します。 |
databasename (dn) |
有効なデータベース名 ("DB1" など) |
url パラメータが指定されていない場合は必須 |
監査ログを削除するコンテンツ データベースの名前を指定します。 |
databaseserver (ds) |
有効なデータベース サーバー ("DS1" など) |
省略可能 |
コンテンツ データベースが格納されているデータベース サーバーの名前です。 注意 データベース サーバーおよび SharePoint 製品とテクノロジが個別のサーバーでホストされている場合は、databaseserver パラメータを使用してデータベース サーバー名を指定する必要があります。 |
備考
date 以外のパラメータを追加で指定して監査エントリを削除するには、「SPAudit.DeleteEntries メソッド」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121892&clcid=0x411) を参照してください。
現在のログをエクスポートしてから削除する場合は、「SPAudit クラス」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121893&clcid=0x411) を使用してカスタム コードを記述できます。
重要
この操作を実行すると、監査エントリが完全に削除されます。
管理者は、Windows タスク スケジュールを使用して、この削除ジョブが定義した間隔で繰り返されるように設定できます。Windows スケジュールの詳細については、「SharePoint タイマ ジョブ リファレンス (Office SharePoint Server)」を参照してください。
例
監査ログの増大が速いため、一部のエントリを削除しようとしています。日付を 2008 年 7 月 4 日、コンテンツ データベース名を WSSContent123456 と指定するには、次の構文を使用します。
stsadm -o trimauditlog –date 20080704 –databasename WSSContent123456