ポリシーを使用してアクセス許可を管理する (Office SharePoint Server)
場合によっては、Web アプリケーション内で異なる複数のユーザーまたはグループにサイトへの異なるレベルのアクセス権を設定すると便利です。たとえば、銀行と投資の両方の部門を持つ金融会社では、信用上の理由から、銀行部門のリソースに対する投資部門のアクセスを制限できます。
Web アプリケーションのアクセス許可ポリシーを管理するには、[Web アプリケーションのポリシー] ページを開きます。
トップ ナビゲーション バーの [アプリケーション構成の管理] をクリックします。
[アプリケーション構成の管理] ページの [アプリケーション セキュリティ] セクションで、[Web アプリケーションのポリシー] をクリックします。
以下のいずれかの手順を実行します。
ユーザーを追加してポリシーを定義する
ユーザー ポリシーの権限を編集する
ユーザー ポリシーを削除する
ユーザーを追加してポリシーを定義する
[Web アプリケーションのポリシー] ページの [ユーザーの追加] をクリックします。
[ユーザーの追加] ページの [Web アプリケーション] セクションの [Web アプリケーション] メニューで、ユーザーのポリシーを設定する対象の Web アプリケーションが選択されていない場合は、[Web アプリケーションの変更] をクリックします。
- [Web アプリケーションの選択] ダイアログ ボックスで、ユーザーのポリシーを設定する Web アプリケーションをクリックします。
[ユーザーの追加] ページの [領域の選択] セクションの [領域] ボックスで、ポリシーを設定する領域を選択します。
[次へ] をクリックします。
[ユーザーの選択] セクションの [ユーザー] ボックスに、ポリシーを設定するユーザーのユーザー名を追加します。
[権限の選択] セクションで、ユーザーに設定する権限を選択します。権限は次のとおりです。
フル コントロール - 完全に制御することができます。
すべて読み取り - すべてに読み取り専用のアクセス権を持ちます。
書き込みの拒否 - 書き込みアクセス権を持ちません。
すべて拒否 - アクセス権をまったく持ちません。
指定したユーザー アカウントがシステム アカウントとして動作するように設定するには、[このアカウントでの操作はシステムとして行う] チェック ボックスをオンにします。
システム アカウントによって行われた変更は、実際のユーザー アカウントではなくシステム アカウントによって実行されたものとしてログに記録されます。
[完了] をクリックします。
ユーザー ポリシーの権限を編集する
- [Web アプリケーションのポリシー] ページで、編集するユーザー ポリシーのチェック ボックスをオンにして、[選択したユーザーの権限の編集] をクリックします。
ユーザー ポリシーを削除する
[Web アプリケーションのポリシー] ページで、削除するユーザー ポリシーのチェック ボックスをオンにして、[選択したユーザーの削除] をクリックします。
削除を続行するかどうかを確認するメッセージ ボックスで、[OK] をクリックします。