Restoressp : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)

操作名 : Restoressp

説明

復元された 1 つ以上のデータベースを使用して共有サービス プロバイダを作成します。

注意

restoressp 操作は、Microsoft Office SharePoint Server 2007 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 for Search のみに適用されます。インデックス サーバーを指定せずに SSP を作成できる Microsoft Office Project Standard 2007 や Microsoft Office Forms Server 2007 には適用されません。

構文

stsadm -o restoressp

-title <SSP 名>

-url <Web アプリケーションの URL>

-ssplogin <ユーザー名>

-mysiteurl <個人用サイトの URL>

-indexserver <インデックス サーバー>

-indexlocation <インデックス ファイル パス>

-[keepindex]

-sspdatabaseserver <SSP データベース サーバー>

-sspdatabasename <SSP データベース名>

[-ssppassword <パスワード>]

[-sspsqlauthlogin <SQL ユーザー名>]

[-sspsqlauthpassword <SQL パスワード>]

[-searchdatabaseserver <検索データベース サーバー>]

[-searchdatabasename <検索データベース名>]

[-searchsqlauthlogin <SQL ユーザー名>]

[-searchsqlauthpassword <SQL パスワード>]

[-ssl {yes | no}]

パラメータ

パラメータ名	値	必須/省略可	説明
title	有効なタイトル ("SSPName1" など)	必須	作成する共有サービス プロバイダ (SSP) の名前。この名前は、一意である必要があります。
url	有効な URL (http://サーバー名など)	必須	共有サービス プロバイダ管理サイトをホストする Web アプリケーションの URL です。
ssplogin	domain\username 形式で指定する有効なログイン資格情報	必須	SSP タイマ ジョブと Web サービスを実行するアカウントです。
mysiteurl	有効な URL (http://サーバー名など)	必須	個人用サイトには Web アプリケーションが必要です。この Web アプリケーションは、個人サイトやプロファイル ページをホストするのに使用されます。 共有サービス プロバイダ管理サイトで使用する Web アプリケーションとは別の Web アプリケーションを使用することをお勧めします。これにより、SSP とは別に個人用サイトのバックアップおよび復元を実行できます。 Office SharePoint Server 2007 のみに適用されます。
indexserver	有効なサーバー名 ("Index1" など)	必須	SSP と関連付けられたすべての Web アプリケーションのコンテンツをクロールするインデックス サーバーを指定します。 メモ 指定したサーバーで Office SharePoint Server Search サービスが実行されている必要があります。
indexlocation	有効なフォルダの場所 (形式は "C:\*フォルダ*\*サブフォルダ*")	必須	インデックスが存在する場所を含む検索サーバーを構成します。このパラメータは osearch 操作と共に使用されます。詳細については、「Osearch : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)」を参照してください。
keepindex	<なし>	省略可	SSP を復元した後、検索インデックスをリセットしません。 メモ keepindex パラメータを使用する必要があるのは、サードパーティのバックアップと復元のアプリケーションを使用して同時に検索インデックスとデータベースを復元した場合のみです。
ssppassword	有効な Windows パスワード	省略可	アカウントのパスワード。 パスワードを持たないアカウント ("NetworkService" など) の場合、このパラメータは必要ありません。
sspdatabaseserver	有効なデータベース サーバー ("Test" または "Test\Instance" など)	必須	SSP 固有の構成データが保存されるデータベース サーバー。データベース サーバーには、インスタンス名も含めることができます (server\instance など)。
sspdatabasename	有効なデータベース名 ("DBN" など)	必須	SSP 固有の構成データが保存されるデータベース サーバー名です。
sspsqlauthlogin	有効な SQL アカウント	省略可	SQL ログイン資格情報を指定します。このパラメータが適用されるのは、SQL 認証が使用される場合のみです。既定では、Windows 統合認証が使用されます。
sspsqlauthpassword	有効な SQL パスワード	省略可	SSP データベースの SQL パスワードを指定します。このパラメータが適用されるのは、SQL 認証が使用される場合のみです。既定では、Windows 統合認証が使用されます。
searchdatabaseserver	有効なデータベース サーバー ("DS1" または "DS1\Instance" など)	省略可	SQL Server を実行しているコンピュータの、検索データベースが作成される場所を指定します。データベース サーバーには、インスタンス名を含めることもできます (server\instance など)。
searchdatabasename	有効なデータベース サーバー ("DB1" など)	省略可	クロールされたプロパティとその値を格納する検索データベースのデータベース名を指定します。
searchsqlauthlogin	有効な SQL ログイン アカウント	省略可	検索データベースに対する Microsoft SQL Server の資格情報です。 メモ このパラメータが適用されるのは、SQL 認証が使用される場合のみです。既定では、Windows 統合認証が使用されます。
searchsqlauthpassword	有効な SQL パスワード (searchsqlauthlogin パラメータと共に使用)	省略可	検索データベースに対する Microsoft SQL Server の資格情報です。 メモ このパラメータが適用されるのは、SQL 認証が使用される場合のみです。既定では、Windows 統合認証が使用されます。
ssl	<なし>	省略可	Web サービスで SSL (Secure Sockets Layer) を使用します。 メモ Web サービスに対する SSL の有効化を選択する場合は、IIS 管理ツールを使用してファーム内の各サーバーに証明書を追加する必要があります。この処理を完了するまで Web サービスは利用できません。