リソース最大利用可能時間の設定 (Project Server 2010 設定)
適用先: Project Server 2010
トピックの最終更新日: 2011-03-30
[リソース最大利用可能時間の設定] は、Microsoft Project Server 2010 の [サーバー設定] の [運用ポリシー] セクションにある [その他のサーバー設定] に含まれています。構成できる関連の設定の詳細については、「その他のサーバー設定 (Project Server 2010 設定)」を参照してください。[運用ポリシー] での設定の詳細については、「運用ポリシー (Project Server 2010 の設定)」を参照してください。
リソース最大利用可能時間の設定
リソース最大利用可能時間の設定を使用して、指定の時間範囲に対するリソースの作業可能時間を計算します。指定の時間範囲に対するリソースの最大利用可能時間データは、レポート データベースに格納されていて、設定で指定した時間に実行される処理ジョブによって毎日更新されます。時間の範囲を相対的な期間 (過去何か月および今後何か月。現在の日付が相対の開始点となります) で入力して、アクティブな最大利用可能時間のビューを設定できます。リソースの作業可能時間は、Microsoft Project Web App のリソース センターで確認できます。
既定の [アクティブな最大利用可能時間のビュー] の設定は、過去 "1" か月と今後 "12" か月です。つまり、現在の日付から最大 12 か月間のリソースの将来の利用可能時間と過去 1 か月間の使用率をリソース センターで確認できます。[以後の月数] の設定値を増やすと、将来の期間に対してより多くの最大利用可能時間が計算されます。たとえば、ある会社で年の後半に新しいプロジェクトを計画していて、12 ~ 24 か月間のリソースの最大利用可能時間を予測するとします。[以前の月数] の値を増やして、(たとえば、作業終了後時間が経ってから報告する可能性があるユーザーを把握するために) 過去に終了した作業の正確なレポートを取得することもできます。
どちらかの値を増やすと、毎日の処理ジョブの実行にかかる時間も長くなります。
リソース最大利用可能時間の設定を構成するには
[サーバー設定] ページの [運用ポリシー] セクションで、[その他のサーバー設定] をクリックします。
[その他のサーバー設定] ページの [リソース最大利用可能時間の設定] セクションで、[アクティブな最大利用可能時間のビュー] に次の値を入力します。
[以前の月数] フィールドに、計算の対象とするリソース データの過去の月数を入力します。
[以後の月数] フィールドに、計算の対象とするリソース データの将来の月数を入力します。
[予定開始時刻] に、最新のリソース最大利用可能時間情報を処理する時刻を入力します (既定値は 1:00 AM です)。
[保存] をクリックします。