稼働時間と非稼働時間を変更する (Project Server 2010 設定)
適用先: Project Server 2010
トピックの最終更新日: 2011-06-27
Microsoft Project Professional 2010 でカレンダーを操作する場合、企業内で稼働時間と非稼働時間を正確に設定するために実行できることがいくつかあります。以下のセクションでは、それぞれの変更の例を挙げ、各変更を行うために実行する必要のある手順を示します。
注意
この記事の手順は、カレンダーを既に作成または編集していることを前提としています。カレンダーの作成方法の詳細は、「Create a new calendar (Project Server 2010 settings)」または「既存のカレンダーをコピーする (Project Server 2010 設定)」を参照してください。カレンダーの編集方法の詳細は、「既存のカレンダーの編集 (Project Server 2010 の設定)」を参照してください。
稼働日を非稼働日に変更する
稼働日を非稼働日に変更しなければならない場合があります。たとえば、企業が特定の日を休日に指定する場合、その休日を非稼働日に変更できます。Microsoft Project Server では、非稼働日の作業はスケジュールされません。
稼働日を非稼働日に変更するには
非稼働日に変更する日付をカレンダーでクリックします。
[例外] タブの [名前] 列に非稼働日の名前を入力します。[開始] 列と [完了] 列に、手順 1. でクリックした日付が自動的に入力されます。
注意
特定の日を含む複数の例外を作成できますが、最も低いレベルの例外のみがその日付に適用されます。たとえば、ある月の標準の稼働時間を変更する 1 つの例外と、その月内の特定の日を非稼働日として付記するもう 1 つの例外があるとします。単一日の例外は、月にわたる例外よりもレベルが低いため、単一日の非稼働日の例外がその日に適用されます。同じ日に単一日の例外を複数作成することはできません。
非稼働日を稼働日に変更する
非稼働日になる日に企業が稼働しなければならないことがあります。たとえば、企業が、毎年週末にかけて行われる会議に参加する場合などです。Project Server がその日に作業をスケジュールすることを認識するように、会議のある週末を稼働日に変更できます。
非稼働日を稼働日に変更するには
稼働日に変更する日付をカレンダーでクリックします。
[例外] タブの [名前] 列に稼働日の名前を入力し、Enter を押します。
注意
特定の日を含む複数の例外を作成できますが、最も低いレベルの例外のみがその日付に適用されます。たとえば、ある月の標準の稼働時間を変更する 1 つの例外と、その月内の特定の日を非稼働日として付記するもう 1 つの例外があるとします。単一日の例外は、月にわたる例外よりもレベルが低いため、単一日の非稼働日の例外がその日に適用されます。同じ日に単一日の例外を複数作成することはできません。
稼働日に追加する行をクリックし、[詳細] をクリックします。
[例外に対して稼働時間を設定] セクションで [稼働時間] をクリックし、次に [開始] 列と [終了] 列で時間を調整して、その日の稼働時間を設定します。
このような稼働時間を定期的 (月または年に 1 度など) に適用する企業の場合、[定期的パターン] で、稼働時間が [日]、[週]、[月]、または [年] のどの間隔で発生するかを選択し、以下のオプションを設定します。
日 この稼働時間の頻度を設定します (例: 10 日に 1 度)。
ヒント
稼働日の例外が非常に頻繁に発生する場合は、Project Professional 2010 の [プロジェクトのオプション] ダイアログ ボックスの [スケジュール] で簡単に既定のカレンダー オプションを変更できます。すべてのカレンダーは、この既定の曜日と時間から開始されます。頻繁に発生する例外を設定するよりも、既定のカレンダー オプションを変更するほうが簡単な場合があります。
週 この稼働時間を発生する間隔と曜日を指定します (例: 2 週間に 1 度、土曜日)。
月 この稼働時間を発生する月の日にちと月の間隔を選択します (例: 15 日、3 か月に 1 度。または第 3 土曜日、6 か月に 1 度)。
年 この稼働時間を発生する年の日にちを選択します (例: 8 月 21 日、または 7 月の第 3 土曜日)。
必要に応じて、[間隔] セクションで、繰り返し間隔を指定します。
開始日 定期的なパターンを開始する日付を選択します。
反復回数 設定した回数のみ繰り返しを行う場合は、[反復回数] を選択し、稼働時間を発生するときのインスタンス数を入力します。
終了日 特定の期間にのみ繰り返しを行う場合は、[終了日] を選択し、繰り返しを停止する日を選択します。
[OK] をクリックします。
稼働日の稼働時間を変更する
カレンダーの特定の日付を稼働日または非稼働日として正確に指定することができますが、通常の 8 時間労働とは異なる日程を使用する稼働日が存在する場合があります。作業がその日に正確にスケジュールされるように、特定の稼働日の稼働時間を調整することができます。
稼働日の稼働時間を変更するには
調整する稼働日の日付をカレンダーでクリックします。
[例外] タブの [名前] 列に変更された稼働日の名前を入力し、Enter を押します。
注意
特定の日を含む複数の例外を作成できますが、最も低いレベルの例外のみがその日付に適用されます。たとえば、ある月の標準の稼働時間を変更する 1 つの例外と、その月内の特定の日を非稼働日として付記するもう 1 つの例外があるとします。単一日の例外は、月にわたる例外よりもレベルが低いため、単一日の非稼働日の例外がその日に適用されます。同じ日に単一日の例外を複数作成することはできません。
変更された稼働日に追加する行をクリックし、[詳細] をクリックします。
[例外に対して稼働時間を設定] で [稼働時間] をクリックし、次に [開始] 列と [終了] 列で時間を調整して、その日の稼働時間を設定します。
このような稼働時間を定期的 (月または年に 1 度など) に適用する企業の場合、[定期的パターン] で、稼働時間が [日]、[週]、[月]、または [年] のどの間隔で発生するかを選択し、以下のオプションを設定します。
日 この稼働時間の頻度を設定します (例: 10 日に 1 度)。
週 この稼働時間を発生する間隔と曜日を指定します (例: 2 週間に 1 度、土曜日)。
月 この稼働時間を発生する月の日にちと月の間隔を選択します (例: 15 日、3 か月に 1 度。または第 3 土曜日、6 か月に 1 度)。
年 この稼働時間を発生する年の日にちを選択します (例: 8 月 21 日、または 7 月の第 3 土曜日)。
必要に応じて、[間隔] セクションで、繰り返し間隔を指定します。
開始日 定期的なパターンを開始する日付を選択します。
反復回数 設定した回数のみ繰り返しを行う場合は、[反復回数] を選択し、稼働時間を発生するときのインスタンス数を入力します。
終了日 特定の期間にのみ繰り返しを行う場合は、[終了日] を選択し、繰り返しを停止する日を選択します。
[OK] をクリックします。
稼働週の各曜日の稼働時間を変更する
企業に特定の稼働週 (または一連の稼働週) があり、稼働時間が既定と異なっている場合、一定期間内で稼働週の各曜日の稼働時間を変更できます。たとえば、企業が既定の月曜日から金曜日、08:00 から 17:00 の日程を使用しない場合、稼働週の各曜日の作業時間を変更して組織の正確な日程を反映することができます。
稼働週の各曜日の稼働時間を変更するには
変更された稼働時間を開始する日付をカレンダーでクリックします。
[稼働日] タブの [名前] 列に変更された稼働週の名前を入力し、Enter を押します。
追加した行の [完了] 列で日付を変更し、変更された稼働週に含める最終日を反映します。
[詳細] をクリックします。
[曜日を選択] セクションで、調整された稼働時間を使用する曜日をクリックします。Ctrl を押してクリックするか、Shift キーを押してクリックし、複数の曜日を選択します。
選択した曜日を非稼働時間に変更するには、[選択した曜日を非稼働時間に設定する] をクリックします。
選択した曜日の作業時間を変更するには、[選択した曜日に指定の稼働時間を設定する] をクリックし、[開始] 列および [終了] 列に入力して稼働時間を設定します。
[OK] をクリックします。