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ユーザー委任のための権限を設定する (Project Server 2010)

 

適用先: Project Server 2010

トピックの最終更新日: 2012-05-21

Microsoft Project Server 2010 では、Microsoft Project Web App の全体を通してユーザー委任が可能です。これは、ユーザー間のアクセス許可レベルの違いにかかわらず、あるユーザーが Project Web App のすべての部分で別のユーザーとして動作できることを意味します。

作業内容

  • 委任を有効または無効にする

  • 代理人として行動できるユーザーを設定する

  • 代理人を割り当てることができるユーザーを設定する

委任を有効または無効にする

Project Web App のユーザー委任機能は、すべてのユーザーおよびグループに対して、グローバルに有効または無効に設定できます。ユーザー委任が有効な場合は、Project Web App における機能の特定の動作を制御するための権限を設定できます。

  1. サイド リンク バーの [サーバー設定] をクリックします。

  2. [セキュリティ] セクションで、[Project Web App 権限] をクリックします。

  3. [リソース] セクションで、[リソースの委任の管理] 権限に対するチェック ボックスをオンにして、Project Web App 内でのユーザー委任機能を有効にします。

  4. 組織のニーズに適合するその他の委任の権限を選択します。

    • 自分のリソースの委任の管理   他のユーザーの委任インスタンスを設定できるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

    • 自分の委任の管理   自分自身の委任インスタンスを作成できるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

    • 委任可能   ユーザーが、対応する委任インスタンスが作成された後で、他のユーザーの代理人に積極的になれるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

  5. [保存] をクリックして、サーバーでのアクセス許可を保存します。

代理人として行動できるユーザーを設定する

Project Web App では、ユーザー レベルの権限またはグループ レベルの権限によって、どのユーザーまたはグループが他のユーザーの代理人として行動できるかを決定できます。既定では、これらの権限が有効なグループのみが Administrators グループになります。そのため、組織内のユーザーが代理人として行動できるようにするには、適切な権限を設定する必要があります。

特定のユーザーの権限を設定するには

  1. サイド リンク バーの [サーバー設定] をクリックします。

  2. [セキュリティ] セクションの [ユーザーの管理] をクリックします。

  3. 権限を設定するユーザーの名前をクリックします。

  4. [ユーザーの編集] ページの [グローバル アクセス権] セクションを展開します。

  5. [グローバル アクセス権] セクションの [リソース] で、このユーザーに対する適切な権限を選択します。

    • **委任可能   **このユーザーが別のユーザーの代理人に積極的になれるようにするには、この権限に対する [許可] チェック ボックスをオンにします。

    • **自分の委任の管理   **このユーザーが自分の委任インスタンスを作成できるようにするには、この権限に対する [許可] チェック ボックスをオンにします。

    • **自分のリソースの委任の管理   **このユーザーが他のユーザーの委任インスタンスを設定できるようにするには、この権限に対する [許可] チェック ボックスをオンにします。

  6. [保存] をクリックして、サーバーでのアクセス許可を保存します。

グループの権限を設定するには

  • サイド リンク バーの [サーバー設定] をクリックします。

  • [セキュリティ] セクションで、[グループの管理] をクリックします。

  • 権限を設定するグループの名前をクリックします。

  • [グループの追加または編集] ページの [グローバル アクセス権] セクションを展開します。

  • [グローバル アクセス権] セクションの [リソース] で、このグループに対する適切な権限を選択します。

    • **委任可能   **このグループのメンバーが他のユーザーの代理人に積極的になれるようにするには、この権限に対する [許可] チェック ボックスをオンにします。

    • **自分の委任の管理   **このグループのユーザーが自分の委任インスタンスを作成できるようにするには、この権限に対する [許可] チェック ボックスを選択します。

    • **自分のリソースの委任の管理   **このグループのメンバーが他のユーザーの委任インスタンスを設定できるようにするには、この権限に対する [許可] チェック ボックスをオンにします。

  • [保存] をクリックして、サーバーでのアクセス許可を保存します。

代理人を持つことができるユーザーを設定する

自分の代わりに作業を行う代理人を持つことができるユーザーまたはグループを指定するには、カテゴリを使用します。委任を正しく機能させるためには、委任を要求するユーザーに適切なカテゴリ権限が必要です。また、代理人として行動するユーザーには、適切な個々のユーザー権限またはグループ権限が必要です (概要については、前のセクションを参照してください)。

  1. サイド リンク バーの [サーバー設定] をクリックします。

  2. [セキュリティ] セクションの [カテゴリの管理] をクリックします。

  3. ユーザー委任を有効にするユーザーまたはグループを含むカテゴリの名前をクリックします。

  4. [ユーザーとグループ] セクションの [アクセス権のあるユーザーおよびグループ] ボックスで、グループの名前または具体的なユーザーをクリックします。

  5. [権限] ボックスで、[リソース] セクションまでスクロール ダウンし、[自分の委任の管理] 権限に対するチェック ボックスをオンにして、そのユーザーまたはグループのユーザー委任機能を有効にします。

  6. [保存] をクリックして、サーバーでのアクセス許可を保存します。