Project Server VME: 既存の Project Server 2003 データベースのバックアップを作成する
適用先: Project Server 2010
トピックの最終更新日: 2013-12-18
ここでは、Microsoft Office Project Server 2003 データベースのバックアップを Project Server 2003 環境で作成する方法について説明します。次に、それらを Project Server 仮想移行環境 (VME) に移動し、データを Microsoft Office Project Server 2007 に移行できます。
Project Server 2003 のデータが単一のデータベースに保存されている場合は、Project Server データベースのバックアップを作成します。
Project Server 2003 のデータが 2 つのデータベースに分かれている場合は、Project Server データベースと Project Web データベースの両方のバックアップ コピーを作成します。
プロジェクト ワークスペース データを移行する場合は、プロジェクト ワークスペース データを含む Windows SharePoint Services 2.0 コンテンツ データベースのバックアップを作成する必要があります。
Project Server 2003 データベースのバックアップ ファイルを外部ハード ドライブにコピーして、仮想移行環境の仮想マシンからこれらのファイルにアクセスできるようにできます。この方法では、外部ハード ドライブを仮想マシンのホストに接続し、VME にアクセスできるようにします。Project Server 2003 データを VME 上の Office Project Server 2007 に移行した後で、Project Server 2010 でアップグレードするために、外部ハード ドライブに移行データをコピーできます。
重要
データを Office Project Server 2007 に移行するには、Project Server 2003 Service Pack 3 が必要です。データベース バックアップを作成する前に、使用中の Project Server 2003 環境に Project Server 2003 Service Pack 3 がインストールされていることを確認します。さらに、移行を予定するプロジェクト ワークスペース データがある場合は、Windows SharePoint Services 2.0 が Service Pack 3 に更新されていることも確認する必要があります。
ここでは、Project Server 仮想移行環境用に Hyper-V 環境を構成するために必要な複数のタスクのうちの 1 つについて説明します。Hyper-V を構成するために必要なその他のタスクの詳細については、「Project Server VME 用の Hyper-V 環境を構成する」を参照してください。VME の詳細については、「Project Server 2010 VME の概要」を参照してください。
既存の Project Server 2003 データベースのバックアップを作成する
次の手順のどちらかに従って、VME に必要な Project Server 2003 データベースのバックアップを作成します。
SQL Server 2000 のデータベースをバックアップするには
SQL Server 2005 のデータベースをバックアップするには
SQL Server 2000 のデータベースをバックアップするには
データベース サーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server] をポイントし、[Enterprise Manager] をクリックします。
SQL Server Enterprise Manager で、[Microsoft SQL Servers] を展開します。
[SQL Server グループ] を展開します。
[(local) (Windows NT)] を展開します。
[データベース] を展開します。
バックアップするデータベースを右クリックして [すべてのタスク] をポイントし、[データベースのバックアップ] をクリックします。
[SQL Server バックアップ] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスでバックアップ名を指定し、[バックアップ] 領域で [データベース - 完全] を選択します。
[バックアップ先] 領域で既存のバックアップ先を選択します。または、次の手順を実行します。
[追加] をクリックします。
[バックアップ先の選択] ボックスで、[ファイル名] を選択し、[ファイル名] ボックスの隣の [参照] をクリックします。
[バックアップ デバイスの場所 - (ローカル)] ダイアログ ボックスで、[ファイル名] ボックスにファイル名を入力し、[OK] をクリックします。
もう一度 [OK] をクリックして [バックアップ先の選択] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックして、バックアップ処理を開始します。
[OK] をクリックして、バックアップ処理の完了を確認します。
SQL Server 2005 のデータベースをバックアップするには
データベース サーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server 2005] をポイントし、[SQL Server Management Studio] をクリックします。
[サーバーへの接続] ボックスに接続情報を入力し、[接続] をクリックします。
SQL Server 2005 データベース エンジンの該当するインスタンスに接続した後、[オブジェクト エクスプローラー] でサーバー名をクリックし、サーバー ツリーを展開します。
[データベース] を展開し、バックアップするデータベースを右クリックして [タスク] をポイントし、[バックアップ] をクリックします。[データベースのバックアップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ソース] 領域の [データベース] ボックスでデータベース名を確認します。
[バックアップの種類] ボックスで [完全] をクリックします。
[バックアップ コンポーネント] セクションで [データベース] をクリックします。
[バックアップ セット] 領域の [名前] ボックスで、既定のバックアップ セット名を使用するか、別のバックアップ セット名を入力します。
[バックアップ先] 領域で、[ディスク] を選択してバックアップ先の種類を指定し、バックアップ先を指定します。別のバックアップ先を作成するには、[追加] をクリックします。
[OK] をクリックして、バックアップ処理を開始します。