Lync Server 2013 の PSTN 使用法レコード
トピックの最終更新日: 2012-09-23
PSTN 使用法レコードの計画では、主に、CEO から派遣社員、コンサルタント、および臨時スタッフに至る組織内のすべてのユーザーに現在適用されているすべての通話許可の一覧を作成します。 この作業を行うと、既存の通話許可を再度検証し、それらを修正することができます。 PSTN 使用法レコードは、予想されるエンタープライズ VoIP ユーザーに適用される通話アクセス許可に対してのみ作成できますが、エンタープライズ VoIPを有効にするユーザーのグループに現在適用されていない可能性があるかどうかにかかわらず、すべての通話アクセス許可の PSTN 使用法レコードを作成することをお勧めします。 通話許可の変更や、異なる通話許可を持つ新規ユーザーを追加する場合でも、必要な電話 PSTN 使用法レコードは既に作成済みであるため、新しく作成する必要がありません。
次の表に、一般的な PSTN 使用法テーブルを示します。
PSTN 使用法レコード
電話属性 | 説明 |
---|---|
Local |
市内通話 |
Long-Distance |
長距離通話 |
International |
国際通話 |
Delhi |
Delhi のフルタイム社員 |
Redmond |
Redmond のフルタイム社員 |
RedmondTemps |
Redmond の派遣社員 |
Zurich |
Zurich のフルタイム社員 |
PSTN 使用法レコードは単独では機能しません。 PSTN 使用法レコードは、以下と組み合わせて使用する必要があります。
音声ポリシー (ユーザーに割り当てる)
ルート (電話番号に割り当てる)
音声ポリシーとルートの詳細については、「 Lync Server 2013 の音声ポリシー」と「Lync Server 2013の音声ルート」を参照してください。 それらを作成して構成する方法の詳細については、「 Lync Server 2013 での発信通話の音声ルートの構成」を参照してください。