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Lync Server 2013 の新しい障害復旧および高可用性機能

 

トピック最終更新日: 2012-09-20

Lync Server 2010 と同様に、Lync Server 2013 の主な高可用性 (HA) スキームは、プールによるサーバーの冗長性に基づいています。 あるサーバーの役割を実行しているサーバーに障害が発生すると、プール内で同じサーバーの役割を実行している別のサーバーがそのサーバーの負荷を引き継ぎます。 同じことが、フロントエンド サーバー、エッジ サーバー、仲介サーバー、およびディレクターでも実行されます。

Lync Server 2013 では、2 つのデータセンターにあるフロントエンド プールをペアリングできるようにすることで、新しいディザスター リカバリー対策が追加されます。 ペアになっているプールの 1 つがダウンした場合、管理者は、サービスの継続を提供するために、そのプールからペア内の他のプールにユーザーをフェールオーバーできます。 この機能には、ストレージ ネットワークや共有ディスクなどの高価なネットワークやハードウェア ソリューションは必要ありません。

Lync Server 2013 では、バックエンド サーバーの高可用性も追加されます。 これは、フロントエンド プール用に 2 つのバックエンド サーバーを展開し、バックエンド サーバーで実行されているすべての Lync データベースに対して同期 SQL ミラーリングを設定するオプションのトポロジです。 ミラーの監視を展開するかどうかを選択できます。