Lync Server 2013 でのアプリケーション レベルの応答グループ設定の管理
トピック最終更新日時: 2012-11-01
応答グループ アプリケーションのアプリケーション レベルの設定には、既定の保留音構成、既定の保留音オーディオ ファイル、エージェント リングバック猶予期間、通話コンテキストの構成が含まれます。 プールごとに定義できるアプリケーション レベルの設定のセットは 1 つだけです。 アプリケーション レベルの設定を表示するには、 Get-CsRgsConfiguration コマンドレットを使用します。 アプリケーション レベルの設定を変更するには、 Set-CsRgsConfiguration コマンドレットを使用します。
既定の保留音は、カスタム保留音が定義されていない場合にのみ、通話が保留になったときに再生されます。 呼び出しコンテキストは、対話型ワークフローに割り当てられているキューでのみ使用できます。 呼び出しコンテキストが有効になっている場合、エージェントは発信者の待ち時間やワークフロー質問および回答などの情報を通話の受信時に見ることができます。
応答グループのアプリケーション レベルの設定を変更するには
RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーまたは応答グループをサポートする定義済みの管理者の役割のいずれかのメンバーとしてログオンします。
Lync Server 管理シェルを起動する: [スタート] をクリックし、[ すべてのプログラム] をクリックし、[ Microsoft Lync Server 2013] をクリックして、[ Lync Server 管理シェル] をクリックします。
コマンド ラインで、次のコマンドを実行します。
Set-CsRgsConfiguration -Identity <name of service hosting Response Group> [-AgentRingbackGracePeriod <# seconds until call returns to agent after declined>] [-DefaultMusicOnHoldFile <audio file>] [-DisableCallContext <$true | $false>]
例:
Set-CsRgsConfiguration -Identity "service:ApplicationServer:redmond.contoso.com" -AgentRingbackGracePeriod 30 -DisableCallContext $false
既定の保留音として使用するオーディオ ファイルを指定するには、まずオーディオ ファイルをインポートする必要があります。 次に例を示します。
$x = Import-CsRgsAudioFile -Identity "service:ApplicationServer:redmond.contoso.com" -FileName "MusicWhileYouWait.wav" -Content (Get-Content C:\Media\ MusicWhileYouWait.wav -Encoding byte -ReadCount 0) Set-CsRgsConfiguration -Identity "service:ApplicationServer:redmond.contoso.com" -DefaultMusicOnHoldFile <$x>