Lync Server 2013 での組織単位アクセス許可の付与
トピック最終更新日時: 2012-05-14
Grant-CsOuPermission コマンドレットを使用して、指定された組織単位 (OU) 内のオブジェクトにアクセス許可を付与して、フォレスト準備によって作成された RTC ユニバーサル グループのメンバーが Domain Admins グループのメンバーでなくてもアクセスできるようにします。 指定した OU に追加されるアクセス許可は、 Enable-CsAdDomain コマンドレットがドメインの準備中にコンピューターとユーザー コンテナーに追加するアクセス許可と同じです。
Test-CsOuPermission コマンドレットを使用して、Grant-CsOuPermission コマンドレットを使用して設定したアクセス許可を確認します。
Revoke-CsOuPermission コマンドレットを使用して、Grant-CsOuPermission コマンドレットを使用して付与されたアクセス許可を削除できます。
OU アクセス許可を付与するには
OU アクセス許可を付与するドメインで Lync Server 2013 を実行しているコンピューターにログオンします。 OU が別の子ドメインにある場合は、Domain Admins グループまたは Enterprise Admins グループのメンバーであるアカウントを使用します。
Lync Server 管理シェルを起動する: [スタート] をクリックし、[ すべてのプログラム] をクリックし、[ Microsoft Lync Server 2013] をクリックして、[ Lync Server 管理シェル] をクリックします。
次のコマンドレットを実行します。
Grant-CsOuPermission -ObjectType <User | Computer | InetOrgPerson | Contact | AppContact | Device> -OU <DN of the OU> [-Domain <Domain FQDN>]
Domain パラメーターを指定しない場合、既定値はローカル ドメインです。
OU のアクセス許可を確認するには
Grant-CsOuPermission コマンドレットを使用して付与した OU アクセス許可を確認するドメインで、Lync Server 2013 を実行しているコンピューターにログオンします。 OU が別の子ドメインにある場合は、Domain Admins グループまたは Enterprise Admins グループのメンバーであるアカウントを使用します。
Lync Server 管理シェルを起動する: [スタート] をクリックし、[ すべてのプログラム] をクリックし、[ Microsoft Lync Server 2013] をクリックして、[ Lync Server 管理シェル] をクリックします。
次のコマンドレットを実行します。
Test-CsOuPermission -ObjectType <User | Computer | InetOrgPerson | Contact | AppContact | Device> -OU <DN of the OU> [-Domain <Domain FQDN>]
Domain パラメーターを指定しない場合、既定値はローカル ドメインです。
OU アクセス許可を取り消すには
Grant-CsOuPermission コマンドレットによって付与された OU アクセス許可を取り消すドメインで Lync Server 2013 を実行しているコンピューターにログオンします。 OU が別の子ドメインにある場合は、Domain Admins グループまたは Enterprise Admins グループのメンバーであるアカウントを使用します。
Lync Server 管理シェルを起動する: [スタート] をクリックし、[ すべてのプログラム] をクリックし、[ Microsoft Lync Server 2013] をクリックして、[ Lync Server 管理シェル] をクリックします。
次のコマンドレットを実行します。
Revoke-CsOuPermission -ObjectType <User | Computer | InetOrgPerson | Contact | AppContact | Device> -OU <DN of the OU> [-Domain <Domain FQDN>]
Domain パラメーターを指定しない場合、既定値はローカル ドメインです。