Lync Server 2013 での Lync Server フェデレーションまたは XMPP フェデレーションに使用するエッジ プールのフェールバック
トピック最終更新日時: 2012-11-01
フェデレーションをホストするために使用した障害が発生したエッジ プールがオンラインに戻った後、この復元されたエッジ プールを再度使用するには、Lync Server フェデレーション ルートまたは XMPP フェデレーション ルートをフェールバックするには、次の手順を使用します。
復元されたエッジ プールにフェデレーションをフェールバックする
もう一度使用可能になったエッジ プールで、Edge Services を起動します。
復元されたエッジ サーバーを使用するために Lync Server フェデレーション ルートをフェールバックする場合は、次の操作を行います。
フロントエンド サーバーで、トポロジ ビルダーを開きます。 [エッジ プール] を展開し、フェデレーション用に現在構成されているエッジ サーバーまたはエッジ サーバー プールを右クリックします。 [ プロパティの編集] を選択します。
[全般] の [プロパティの編集] で、[このエッジ プールのフェデレーションを有効にする (ポート 5061)] をオフにします。 [OK] をクリックします。
[エッジ プール] を展開し、フェデレーションにもう一度使用する元のエッジ サーバーまたはエッジ サーバー プールを右クリックします。 [ プロパティの編集] を選択します。
[全般] の [プロパティの編集] で、このエッジ プールのフェデレーションを有効にする (ポート 5061) を選択します。 [OK] をクリックします。
[ アクション] をクリック し、[トポロジ] を選択し、[発行] を選択 します。 [トポロジの発行] でメッセージが表示されたら、[次へ] をクリックします。 発行が完了したら、[完了] をクリック します。
エッジ サーバーで、Lync Server 展開ウィザードを開きます。 [ Lync Server システムのインストールまたは更新] をクリックし、[ Lync Server コンポーネントのセットアップまたは削除] をクリックします。 [ 再実行] をクリックします。
Lync Server コンポーネントのセットアップで、[ 次へ] をクリックします。 概要画面には、実行されたアクションが表示されます。 デプロイが完了したら、[ログの 表示 ] をクリックして使用可能なログ ファイルを表示します。 [ 完了] を クリックしてデプロイを完了します。
復元されたエッジ サーバーを使用するために XMPP フェデレーション ルートをフェールバックする場合は、次の操作を行います。
次のコマンドレットを実行して、XMPP フェデレーション ルートを、XMPP フェデレーションをホストするエッジ プールに再ポイントします (この例では、EdgeServer1)。
Set-CsSite Site1 -XmppExternalFederationRoute EdgeServer1.contoso.com
この例では、Site1 は、XMPP フェデレーション ルートをホストするエッジ プールを含むサイトであり、EdgeServer1.contoso.com は、そのプール内のエッジ サーバーの FQDN です。
XMPP フェデレーションの DNS SRV レコードがまだない場合は、次の例のように、XMPP フェデレーションをホストするエッジ プールに解決されます。 この SRV レコードのポート値は 5269 である必要があります。
_xmpp-server._tcp.contoso.com
外部 DNS サーバーで、XMPP フェデレーションの DNS A レコードを EdgeServer2.contoso.com を指すように変更します。
XMPP フェデレーションをホストするエッジ プールにポート 5269 が外部で開かれていることを確認します。
障害が発生して復元されたエッジ プールを含むサイトでフロントエンド プールが引き続き実行されている場合は、これらのフロントエンド プールの Web 会議サービスと A/V 会議サービスを更新して、ローカル サイトでエッジ プールを再度使用する必要があります。 詳細については、「 Lync Server 2013 のフロント エンド プールに関連付けられたエッジ プールの変更」を参照してください。
失敗したエッジ プールと同じサイトのフロントエンド プールも失敗した場合は、Invoke–CsPoolFailback を使用してフロントエンド プールをフェールバックできるようになりました。