次の方法で共有


Lync Server 2013 で仮想スマート カードを使用するためのWindows 8の構成

 

トピック最終更新日時: 2013-07-03

2 要素認証とスマート カード テクノロジを展開する場合に考慮する必要がある要素の 1 つは、実装コストです。 Windows 8にはさまざまな新しいセキュリティ機能が用意されており、最も興味深い新機能の 1 つは仮想スマート カードのサポートです。

バージョン 1.2 仕様を満たす Trusted Platform Module (TPM) チップを搭載したコンピューターでは、ハードウェアの追加費用をかけずにスマート カード ログオンを活用できるようになりました。 詳細については、「Windows 8で仮想スマート カードを使用するhttps://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=313365」を参照してください。

Windows 8 を仮想スマート カード用に構成するには

  1. Lync 対応ユーザーの資格情報を使用して、Windows 8 コンピューターにログインします。

  2. Windows 8 のスタート画面で、画面の右下隅にカーソルを移動します。

  3. [検索] オプションを選択し、「Command Prompt」を検索します。

  4. [コマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。

  5. 次のコマンドを実行して、Trusted Platform Module (TPM) 管理コンソールを開きます。

    Tpm.msc
    
  6. TPM 管理コンソールで、TPM 仕様バージョンが 1.2 以上であることを確認します。

    注意

    相互運用性のある Trust Platform Module (TPM) が見つからないことを示すダイアログが表示された場合は、相互運用性のある TPM モジュールがコンピューターにインストールされていること、およびシステム BIOS で有効になっていることを確認します。

  7. TPM 管理コンソールを閉じる

  8. コマンド プロンプトで、次のコマンドを使用して新しい仮想スマート カードを作成します。

    TpmVscMgr create /name MyVSC /pin default /adminkey random /generate
    

    注意

    仮想スマート カードを作成するときにカスタム PIN 値を指定するには、代わりに /pin プロンプトを使用します。

  9. コマンド プロンプトから、次のコマンドを実行してコンピューター管理コンソールを開きます。

    CompMgmt.msc
    
  10. コンピューター管理コンソールで、[デバイス管理] をクリックします。

  11. [スマート カード リーダー] を展開します。

  12. 新しい仮想スマート カード リーダーが正しく作成されていることを確認します。