Lync Server 2013 のハイブリッド展開での自動検出の構成によるモビリティ
トピックの最終更新日: 2014-06-18
ハイブリッドデプロイは、Microsoft Lync Online クラウド サービスとオンプレミスデプロイの両方を使用する構成です。 この種類の構成では、自動検出サービスは、ユーザーが実際に配置されている場所を特定できる必要があります。 つまり、自動検出は、オンプレミスの展開または Lync Online 展開に関係なく、ユーザー アカウントを検索し、ユーザーのアカウントをホストするサーバーの場所を特定するのに役立ちます。
たとえば、ユーザーのアカウントが Lync Online のサーバーでホストされている場合、検出 可能性と呼ばれるプロセスで、ユーザーを見つける試みは次のように行われます。
ユーザーは、contoso.com、オンプレミスのデプロイへの接続試行を開始します。
試行は、自動検出サービスに関連付けられた DNS 名である lyncdiscover.contoso.com に送信されます。
自動検出は、オンプレミスの展開 contoso.com で想定されるレジストラー プールを参照し、Lync Online でホストされているユーザーの実際のホーム サーバーに関する情報が提供されます。 その後、自動検出は、 lync.com オンラインの 自動検出サービスに紹介をユーザーに送信します。
ユーザーは、lync.com オンライン自動検出サービスへの接続試行を開始し、ユーザーのアカウントとユーザーのホーム サーバーを見つけることができます。
モバイル クライアントがユーザー ホーム サーバーが配置されているデプロイを検出できるようにするには、新しい均一リソース ロケーター (URL) を使用して自動検出サービスを構成する必要があります。 自動検出サービスを構成するには、次の手順に従います。
ハイブリッド展開の自動検出の構成
Get-CsHostingProviderを使用して、ProxyFQDN 属性の値を取得します。
Lync Server 管理シェルから、次のように入力します。
Set-CsHostingProvider -Identity [identity] -AutodiscoverUrl https://webdir.online.lync.com/autodiscover/autodiscoverservice.svc/root
[identity] は、共有 SIP アドレス スペースのドメイン名で置き換えます。