Lync Server 2013 の応答グループで使用されるコンポーネント
トピックの最終更新日: 2012-09-11
エンタープライズ VoIPをデプロイすると、応答グループ アプリケーションが自動的に有効になります。 このセクションでは、応答グループ アプリケーションをサポートするコンポーネントについて説明します。
応答グループコンポーネント
次の Microsoft Lync Server 2013 コンポーネントは、応答グループ アプリケーションをサポートしています。
アプリケーション サービス アプリケーション サービスは、応答グループなどのユニファイド コミュニケーション アプリケーションをデプロイ、ホスト、管理するためのプラットフォームを提供します。 アプリケーション サービスは、フロントエンド プール内のすべてのフロント エンド サーバーとすべての Standard Edition サーバーに自動的にインストールされます。
応答グループ アプリケーション 応答グループ アプリケーションは、Application Service によってホストされるユニファイド コミュニケーション アプリケーションの 1 つです。 応答グループをデプロイすると、自動的に含まれます。 応答グループ アプリケーションは、エージェントのグループに着信呼び出しをルーティングし、キューに入れます。
言語パック テキスト読み上げと音声認識をサポートするには、言語パックが必要です。 これらの音声テクノロジは、メッセージの構成 (開始メッセージおよびその他のプロンプト、対話型音声応答 (IVR) による質問と回答など) に使用します。 既定では、Lync Server 2013 を展開すると、サポートされている 26 個の言語パックがインストールされます。
オーディオ ファイル オーディオ ファイルは、メッセージと保留音楽に使用されます。
ファイル ストア 応答グループでは、ファイル ストアを使用してオーディオ ファイルを格納します。 複数の応答グループ プールでは、ファイル ストアの同じインスタンスを使用できます。
応答グループ構成ツール 応答グループ構成ツールは、応答グループの作成と構成に使用される Web ベースのツールです。 応答グループ構成ツールは、Web サービスをインストールするときに含まれます。
Microsoft Lync Server 2013 コントロール パネル Lync Server コントロール パネルを使用して、応答グループのエージェント グループとキューを設定および構成できます。
Lync Server Management Shell すべての応答グループ設定は、Lync Server Management Shell コマンドレットを使用して構成できます。
Microsoft Lync 2013 正式なエージェント (グループの呼び出しを受け入れる前にグループにサインインする必要があるエージェント) は、Lync 2013 を使用してグループにサインインし、グループからサインアウトします。 エージェント グループが正式なエージェント用に構成されている場合、エージェントは Lync 2013 でメニュー項目をクリックして Internet Explorer を開き、グループにサインインおよびサインアウトするための Web ページ コンソールを表示します。
Web サービス応答グループ構成ツール、エージェントのサインインとサインアウト コンソール、Lync Server コントロール パネル、応答グループ クライアント Web サービスには、Web サービスが必要です。
応答グループ クライアント Web サービス 応答グループ アプリケーションは、クライアント Web サービスを提供します。このサービスは、エージェント、エージェント グループ メンバーシップ、エージェント のサインイン状態、グループの呼び出し状態、および匿名呼び出しをサポートするグループに関する情報を取得するためにサードパーティ アプリケーションで使用できます。 Lync 2013 および Lync 2010 Attendant では、応答グループ クライアント Web サービスを使用して、エージェントが匿名通話を行うために使用できる応答グループの一覧を取得します。 クライアント Web サービスは、Web サービスをインストールするときに含まれます。