Outlook Web App 仮想ディレクトリの表示または構成
適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3
トピックの最終更新日: 2011-03-19
EMC またはシェルを使用して、Outlook Web App 仮想ディレクトリのプロパティを表示または構成できます。
シェルを使用して Outlook Web App 仮想ディレクトリのプロパティを表示する場合、返される情報は参照可能な情報のサブセットです。たとえば、Get-OWAVirtualDirectory コマンドレットを使用してプロパティを表示する場合、Exchange により次の情報が返されます。
仮想ディレクトリ名
サーバー名
Exchange サーバーのバージョン
また、使用可能なパラメーターを使用することにより、特定のサーバーの特定の仮想ディレクトリに関する情報を取得できます。Get-OWAVirtualDirectory コマンドレット パラメーターの詳細については、「Get-OWAVirtualDirectory」を参照してください。
EMC を使用して Outlook Web App 仮想ディレクトリのプロパティを表示する場合、使用している Exchange サーバーのプロパティの完全なセットを表示できます。
Outlook Web App に関連する他の管理タスクについては、「Outlook Web App の管理」を参照してください。
実行内容
EMC を使用して Outlook Web App 仮想ディレクトリ プロパティを表示または構成する
シェルを使用して Outlook Web App 仮想ディレクトリ プロパティを構成する
シェルを使用して Outlook Web App 仮想ディレクトリ プロパティを表示する
EMC を使用して Outlook Web App 仮想ディレクトリ プロパティを表示または構成する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「Outlook Web App 仮想ディレクトリ」。
コンソール ツリーで、[サーバーの構成] > [クライアント アクセス] にアクセスします。
結果ウィンドウで、目的のサーバーをクリックします。
作業ウィンドウで、[Outlook Web App] タブをクリックし、表示または変更する仮想ディレクトリを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
[全般] タブで、Outlook Web App の既定 Web サイトのプロパティを表示することと、外部 URL および内部 URL を指定することが可能です。次のオプションから表示または選択します。
[サーバー] (読み取り専用)[サーバー] には、Outlook Web App 仮想ディレクトリをホストするサーバーの名前が表示されます。
[Web サイト] (読み取り専用)[Web サイト] には、Web サイトの名前が表示されます。
[バージョン] (読み取り専用)[バージョン] には、仮想ディレクトリがサポートする Exchange のバージョンが表示されます。
[最終変更日時] (読み取り専用)[最終変更日時] には、仮想ディレクトリが最後に変更された日付と時刻が表示されます。
[内部 URL] このテキスト ボックスで、内部ネットワークから Web サイトにアクセスするために使用する URL を指定します。内部 URL は、Exchange 2010 セットアップ時に自動的に構成されます。インターネットに直接接続している、または直接接続していないクライアント アクセス サーバーの既定の内部 URL 設定は、https://<コンピューター名>/owa です。
[外部 URL] このテキスト ボックスで、インターネットから Web サイトにアクセスするために使用する URL を指定します。既定では、[外部 URL] は空白になっています。インターネットに直接接続しているクライアント アクセス サーバーでは、[外部 URL] を Active Directory サイトの DNS で公開されている値に設定する必要があります。インターネット プレゼンスがないクライアント アクセス サーバーでは、[外部 URL] を空白のままにする必要があります。
[認証] タブでは、認証方法、サインイン形式、およびサインイン ドメインを指定します。
[1 つまたは複数の標準認証方法を使用する] 次の標準的な認証方法の 1 つまたは複数を使用するには、このオプションを選択します。
[統合 Windows 認証] この方法の場合、ユーザーは、情報にアクセスするために、Windows Server 2008、Windows Server 2003、または Microsoft Windows 2000 Server の有効なユーザー アカウント名およびパスワードを持つ必要があります。ユーザーは、自分のアカウント名およびパスワードの入力を求められません。代わりに、サーバーはクライアント コンピューターにインストールされた Windows セキュリティ パッケージと通信し、それらの情報を確認します。統合 Windows 認証では、ユーザーに情報の入力を求めるプロンプトを表示することなく、また暗号化されていない情報をネットワーク経由で転送することなく、サーバーがユーザーを認証することができます。この方法が機能するには、クライアント コンピューターが、Exchange を実行しているサーバーと同じドメインのメンバー、または Exchange サーバーが所属しているドメインによって信頼されているドメインのメンバーである必要があります。
[Windows ドメイン サーバーでダイジェスト認証を使用する] この方法では、セキュリティをさらに高めるため、パスワードをハッシュ値に変換してネットワーク経由で転送します。ダイジェスト認証は、Windows Server 2008、Windows Server 2003、および Windows 2000 Server ドメインで、アカウントが Active Directory に格納されているユーザーに対してのみ使用できます。ダイジェスト認証の詳細については、Windows Server のドキュメントを参照してください。
[基本認証 (パスワードはクリア テキストで送信されます)] この方法は、HTTP 仕様で定義されている単純な認証機構で、ユーザーのサインイン名とパスワードをエンコードしてから、ユーザーの資格情報をサーバーに送信します。パスワードのセキュリティを可能な限り保護するため、クライアント コンピューターと、クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされているサーバーとの間で、SSL (Secure Sockets Layer) 暗号化を使用する必要があります。
[フォーム ベースの認証を使用する] フォーム ベースの認証では、クライアント アクセス サーバーに配置された Outlook Web App 仮想ディレクトリのセキュリティが強化されます。
フォーム ベースの認証では、Outlook Web App のサインイン ページが作成されます。フォーム ベースの認証で使用されるサインイン プロンプトの種類は構成できます。たとえば、Outlook Web App のサインイン ページで、ユーザーがドメインとユーザー名情報を "ドメイン\ユーザー名" の形式で入力するように構成できます。
重要
フォーム ベースの認証では、SSL を有効にしない限り、セキュリティは保護されません。
以下を入力します。
[ドメイン\ユーザー名] ユーザーに、"ドメイン\ユーザー名" の形式でドメインとユーザー名を入力するよう求めます。たとえば、Contoso ドメイン内の Kweku という名前のユーザーの場合、サインインは "contoso\kweku" の形式で行います。
ユーザー プリンシパル名 (UPN) ユーザー プリンシパル名 (UPN) サインイン形式を指定した場合、Outlook Web App サインイン ページの [ユーザー名] フィールドでは、ユーザーは電子メール アドレス (kweku@contoso.com など) を入力するように求められます。ユーザーの UPN と電子メール アドレスが同じでない場合、そのユーザーは、PrincipalName サインイン プロンプトを使用して Outlook Web App にアクセスすることはできません。ユーザーの UPN と電子メール アドレスが一致する場合のみ、PrincipalName サインイン プロンプトを使用することをお勧めします。
[ユーザー名のみ] ユーザーはユーザー名のみ (Kweku など) を入力し、ドメイン名は入力しません。フォーム ベース認証に UserName サインイン プロンプトを使用する場合は、DefaultDomain プロパティも指定する必要があります。DefaultDomain プロパティは、ユーザーが Outlook Web App へのアクセスを試みたときに使用する既定のドメインを判別します。たとえば、既定のドメインが Contoso の場合、Kweku という名前のドメイン ユーザーが Outlook Web App にサインインするときは、ユーザー名として「Kweku」とだけ入力する必要があります。既定のドメイン Contoso はサーバーによって使用されます。ユーザーが Contoso ドメインのメンバーでない場合は、ドメインとユーザー名を入力する必要があります。
[セグメンテーション] タブでは、仮想ディレクトリ上で Outlook Web App ユーザーに対して有効にする機能と無効にする機能を指定できます。
注意
個々のユーザーのセグメンテーションの設定は、仮想ディレクトリの設定より優先されます。個々のユーザーのセグメンテーション設定は、Set-CASMailbox コマンドレットを使用するか、Outlook Web App メールボックス ポリシーを使用します。詳細については、「Outlook Web App メールボックス ポリシーの管理」を参照してください。
次のように、表示または指定します。
[有効にする] 一覧で無効になっている機能を選択してから [有効にする] をクリックすると、その機能が有効になります。
[無効にする] 一覧で有効になっている機能を選択してから [無効にする] をクリックすると、その機能が無効になります。
[機能]** [機能]** 列には、仮想ディレクトリ上で Outlook Web App ユーザーが潜在的に利用できる機能の一覧が表示されます。
[状態]** [状態]** 列には、各機能が有効になっているか無効になっているかが示されます。
[説明] ここには、一覧で選択されている機能の説明が表示されます。
[共有のコンピューターのファイル アクセス] タブを使用して、ユーザーが Outlook Web App にサインインするときに [これは共有のコンピューターです] を選択した場合に使用できるファイル アクセスおよび表示オプションを構成します。ファイル アクセスによって、ユーザーは電子メール メッセージに添付されているファイルの内容を開いたり、表示したりすることができます。
ファイルへの直接アクセス
[ファイルへの直接アクセスを有効にする] ファイルへの直接アクセスを有効にする場合は、このチェック ボックスをオンにします。ファイルへの直接アクセスが可能になると、電子メール メッセージに添付されているファイルを開くことができます。
[カスタマイズ]** [ファイルへの直接アクセスを有効にする]** チェック ボックスをオンにした後、[カスタマイズ] をクリックして、ファイルへの直接アクセスの設定をカスタマイズします。
注意
ファイルへの直接アクセスの設定は、プライベートのコンピューターおよび共有のコンピューターのファイル アクセスに適用されます。設定は [プライベートのコンピューターのファイル アクセス] タブまたは [共有のコンピューターのファイル アクセス] タブから設定できますが、2 つのタブで異なる設定を指定することはできません。
[ファイルへの直接アクセスの設定] ダイアログ ボックスで、Outlook Web App でファイルを許可、ブロック、または処理する方法を指定します。許可一覧は、ブロック一覧および強制保存一覧より優先されます。ブロック一覧は、強制保存一覧より優先されます。以下を選択します。
[許可] 常に許可するファイルの種類を指定するには、[許可] をクリックします。許可一覧は、ブロック一覧および強制保存一覧より優先されます。
[ブロック] ブロックするファイルの種類を指定するには、[ブロック] をクリックします。ブロック一覧は強制保存一覧より優先されますが、ブロック一覧より許可一覧が優先されます。
[強制保存] ユーザーが開く前にディスクに保存する必要があるファイルの種類を指定するには、[強制保存] をクリックします。強制保存一覧より許可一覧およびブロック一覧が優先されます。
[不明なファイル] 許可一覧、禁止一覧、または強制保存一覧に含まれていない不明なファイルを Outlook Web App で処理する方法を指定するには、[不明なファイル] の一覧を使用します。
[許可]、[ブロック]、または [強制保存] をクリックすると、新しいウィンドウが表示され、選択した一覧にファイル名拡張子や MIME の種類を追加したり、それらを編集または削除したりできるようになります。
[許可]、[ブロック]、または [強制保存] を選択した後、次の操作を行います。
ファイル名拡張子または MIME の種類を追加するには、適切なボックスに入力して [追加] をクリックします。ファイル名拡張子の前にはピリオド (.) が必要です (たとえば、".exe")。
ファイル名拡張子または MIME の種類を編集するには、編集対象を選択して [編集] をクリックします。
ファイル名拡張子または MIME の種類を削除するには、削除対象を選択して [削除] をクリックします。
ファイル名拡張子や MIME の種類の一覧を変更したら、[OK] をクリックして変更を保存するか、または [キャンセル] をクリックして変更を破棄し、前のウィンドウに戻ります。
WebReady ドキュメント表示
[WebReady ドキュメント表示を有効にする] サポートされているドキュメントを HTML に変換して Web ブラウザーで表示できるようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。
注意
WebReady ドキュメント表示の設定は、共有のコンピューターのファイル アクセスとプライベートのコンピューターのファイル アクセスで使用でき、それぞれ異なる設定を構成することができます。
[コンバーターを使用できる場合に WebReady ドキュメント表示を強制する] ユーザーが表示アプリケーションでドキュメントを開く前に、ドキュメントを強制的に HTML に変換して Web ブラウザーで表示できるようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。ドキュメントを表示アプリケーションで開くことができるのは、ファイルへの直接アクセスが有効になっている場合だけです。
[サポート]** [WebReady ドキュメント表示を有効にする]** チェック ボックスをオンにした後、[サポート] をクリックして [WebReady ドキュメント表示] でサポートされるドキュメントの種類を選択します。
[インターネット ブラウザーから表示するドキュメントの種類を選択します]
サポートされるすべての種類のドキュメントをインターネット ブラウザーで表示するには、[すべてのサポートされたドキュメントの種類] を選択します。
指定された種類のドキュメントのみ表示するには、[指定されたドキュメントの種類] を選択します。
[追加] [指定されたドキュメントの種類] を選択した後で、[追加] をクリックして、一覧にドキュメントの種類を追加します。
[削除] [指定されたドキュメントの種類] を選択した後で、削除するドキュメントの種類をクリックして、削除アイコンをクリックします。
[ドキュメントの MIME の種類を選択] この一覧を使用して、インターネット ブラウザーで表示できる種類の一覧に対して、ドキュメントの MIME の種類を追加または削除します。
[追加] [指定されたドキュメントの種類] を選択した後で、[追加] をクリックして、一覧に MIME の種類を追加します。
[削除] [指定されたドキュメントの種類] を選択した後で、削除する MIME の種類をクリックして、削除アイコンをクリックします。
[プライベートのコンピューターのファイル アクセス] タブで、ユーザーが Outlook Web App へのサインイン時に [これは個人のコンピューターです] を選択した場合、またはユーザーがフォーム ベース認証以外の認証方法を使用してサインインした場合に使用できるファイル アクセスおよび表示のオプションを構成できます。ファイル アクセスによって、ユーザーは電子メール メッセージに添付されているファイルの内容を開いたり、表示したりすることができます。
ファイルへの直接アクセス
[ファイルへの直接アクセスを有効にする] ファイルへの直接アクセスを有効にする場合は、このチェック ボックスをオンにします。ファイルへの直接アクセスが可能になると、電子メール メッセージに添付されているファイルを開くことができます。
[カスタマイズ]** [ファイルへの直接アクセスを有効にする]** チェック ボックスをオンにした後、[カスタマイズ] をクリックして、ファイルへの直接アクセスの設定をカスタマイズします。
注意
ファイルへの直接アクセスの設定は、共有のコンピューターのファイル アクセス設定と、プライベートのコンピューターのファイル アクセス設定とに分けられます。これらの設定は、[プライベートのコンピューターのファイル アクセス] タブ、または [共有のコンピューターのファイル アクセス] タブで構成できます。ただし、2 つのタブで異なる設定を使用することはできません。
[ファイルへの直接アクセスの設定] ダイアログ ボックスで、Outlook Web App でファイルを許可、ブロック、または処理する方法を指定します。許可一覧は、ブロック一覧および強制保存一覧より優先されます。ブロック一覧は、強制保存一覧より優先されます。以下を選択します。
[許可] 常に許可するファイルの種類を指定するには、[許可] をクリックします。許可一覧は、ブロック一覧および強制保存一覧より優先されます。
[ブロック] ブロックするファイルの種類を指定するには、[ブロック] をクリックします。ブロック一覧は強制保存一覧より優先されますが、ブロック一覧より許可一覧が優先されます。
[強制保存] ユーザーが開く前にディスクに保存する必要があるファイルの種類を指定するには、[強制保存] をクリックします。強制保存一覧より許可一覧およびブロック一覧が優先されます。
[不明なファイル] 許可一覧、禁止一覧、または強制保存一覧に含まれていない不明なファイルを Outlook Web App で処理する方法を指定するには、[不明なファイル] の一覧を使用します。
[許可]、[ブロック]、または [強制保存] をクリックすると、新しいウィンドウが表示され、選択した一覧にファイル名拡張子や MIME の種類を追加したり、それらを編集または削除したりできるようになります。
[許可]、[ブロック]、または [強制保存] を選択した後、次の操作を行います。
ファイル名拡張子または MIME の種類を追加するには、適切なボックスに入力して [追加] をクリックします。ファイル名拡張子の前にはピリオド (.) が必要です (たとえば、".exe")。
ファイル名拡張子または MIME の種類を編集するには、編集対象を選択して [編集] をクリックします。
ファイル名拡張子または MIME の種類を削除するには、削除対象を選択して [削除] をクリックします。
ファイル名拡張子や MIME の種類の一覧を変更したら、[OK] をクリックして変更を保存するか、または [キャンセル] をクリックして変更を破棄し、前のウィンドウに戻ります。
WebReady ドキュメント表示
[WebReady ドキュメント表示を有効にする] サポートされているドキュメントを HTML に変換して Web ブラウザーで表示できるようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。
注意
WebReady ドキュメント表示の設定は、共有のコンピューターのファイル アクセスとプライベートのコンピューターのファイル アクセスで使用でき、それぞれ異なる設定を構成することができます。
[コンバーターを使用できる場合に WebReady ドキュメント表示を強制する] ユーザーが表示アプリケーションでドキュメントを開く前に、ドキュメントを強制的に HTML に変換して Web ブラウザーで表示できるようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。ドキュメントを表示アプリケーションで開くことができるのは、ファイルへの直接アクセスが有効になっている場合だけです。
[サポート]** [WebReady ドキュメント表示を有効にする]** チェック ボックスをオンにした後、[サポート] をクリックして [WebReady ドキュメント表示] でサポートされるドキュメントの種類を選択します。
[インターネット ブラウザーから表示するドキュメントの種類を選択します]
サポートされるすべての種類のドキュメントをインターネット ブラウザーで表示するには、[すべてのサポートされたドキュメントの種類] を選択します。
指定された種類のドキュメントのみ表示するには、[指定されたドキュメントの種類] を選択します。
[追加] [指定されたドキュメントの種類] を選択した後で、[追加] をクリックして、一覧にドキュメントの種類を追加します。
[削除] [指定されたドキュメントの種類] を選択した後で、削除するドキュメントの種類をクリックして、削除アイコンをクリックします。
[ドキュメントの MIME の種類を選択] この一覧を使用して、インターネット ブラウザーで表示できる種類の一覧に対して、ドキュメントの MIME の種類を追加または削除します。
[追加] [指定されたドキュメントの種類] を選択した後で、[追加] をクリックして、一覧に MIME の種類を追加します。
[削除] [指定されたドキュメントの種類] を選択した後で、削除する MIME の種類をクリックして、削除アイコンをクリックします。
[リモート ファイル サーバー] タブで、リモート ファイル サーバーへのアクセスを指定します。Outlook Web App では、内部 Windows ファイル共有にのみアクセスします。ファイル名は、内部の完全修飾ドメイン名 (FQDN)、または内部として扱われるサイトの一覧に含まれている FQDN を使用して指定することもできます。
Outlook Web App では、簡単な条件セットを使用して、アドレスが内部か外部かを判断します。ユーザーがクリックする URL にドットが含まれていない場合、その URL は内部として扱われます。URL に 1 つ以上のドットが含まれている場合、その URL は、内部として扱うサイトの一覧にドメイン サフィックスが追加されている場合に限り、内部として扱われます。以下を指定します。
[ブロック] Outlook Web App を通してアクセスすることが許可されていないサーバーのホスト名を指定するには、このボタンをクリックします。
[禁止一覧] ダイアログ ボックスで、Outlook Web App からブロックするファイルの種類および MIME の種類を指定します。[禁止一覧] で指定したオプションは、[強制保存一覧] で指定した設定よりも優先されますが、[許可一覧] の設定はこれよりも優先されます。
注意
ファイルへの直接アクセスの設定は、共有のコンピューターのファイル アクセス設定と、プライベートのコンピューターのファイル アクセス設定とに分けられます。これらの設定は、[プライベートのコンピューターのファイル アクセス] タブ、または [共有のコンピューターのファイル アクセス] タブで構成できます。ただし、それぞれのタブで異なる設定を使用することはできません。
[ブロックするファイル拡張子を 1 つずつ入力します。] このセクションで、次の操作を行います。
ファイル名拡張子を追加するには、追加する拡張子を適切なボックスに入力して [追加] をクリックします。ファイル名拡張子の前にはピリオド (.) が必要です (たとえば、".exe")。
ファイル名拡張子を編集するには、編集する拡張子を選択して [編集] をクリックします。
ファイル名拡張子を削除するには、削除する拡張子を選択して [削除] をクリックします。
ファイル名拡張子の一覧を変更したら、[OK] をクリックして変更を保存するか、または [キャンセル] をクリックして変更を破棄し、前のウィンドウに戻ります。
[禁止する MIME の種類を入力] このセクションで、次の操作を行います。
MIME の種類を追加するには、追加する MIME の種類を適切なボックスに入力して [追加] をクリックします。
MIME の種類を編集するには、編集する MIME の種類を選択して [編集] をクリックします。
MIME の種類を削除するには、削除する MIME の種類を選択して [削除] をクリックします。
MIME の種類を変更したら、[OK] をクリックして変更を保存するか、または [キャンセル] をクリックして変更を破棄し、前のウィンドウに戻ります。
[許可] Outlook Web App を通してアクセスすることが許可されるサーバーのホスト名を指定するには、このボタンをクリックします。
[許可一覧] ダイアログ ボックスで、Outlook Web App で許可するファイルの種類および MIME の種類を指定します。許可一覧で指定するオプションは、禁止一覧および強制保存一覧で指定する設定よりも優先されます。
注意
ファイルへの直接アクセスの設定は、共有のコンピューターのファイル アクセス設定と、プライベートのコンピューターのファイル アクセス設定とに分けられます。これらの設定は、[プライベートのコンピューターのファイル アクセス] タブ、または [共有のコンピューターのファイル アクセス] タブで構成できます。ただし、それぞれのタブで異なる設定を使用することはできません。
[許可するファイル拡張子を一度に 1 つ入力] このセクションで、次の操作を行います。
ファイル名拡張子を追加するには、追加する拡張子を適切なボックスに入力して [追加] をクリックします。ファイル名拡張子の前にはピリオド (.) が必要です (たとえば、".exe")。
ファイル名拡張子を編集するには、編集する拡張子を選択して [編集] をクリックします。
ファイル名拡張子を削除するには、削除する拡張子を選択して [削除] をクリックします。
ファイル名拡張子の一覧を変更したら、[OK] をクリックして変更を保存するか、または [キャンセル] をクリックして変更を破棄し、前のウィンドウに戻ります。
[許可する MIME の種類を入力] このセクションで、次の操作を行います。
MIME の種類を追加するには、追加する MIME の種類を適切なボックスに入力して [追加] をクリックします。
MIME の種類を編集するには、編集する MIME の種類を選択して [編集] をクリックします。
MIME の種類を削除するには、削除する MIME の種類を選択して [削除] をクリックします。
MIME の種類を変更したら、[OK] をクリックして変更を保存するか、または [キャンセル] をクリックして変更を破棄し、前のウィンドウに戻ります。
[不明なサーバー] ブロックまたは許可の一覧に含まれていないサーバーからのファイル アクセスを処理する方法を指定するには、[不明なサーバー] の一覧で [許可] または [ブロック] を選択します。
[構成] 内部として扱うサイトのドメイン サフィックスを指定するには、このボタンをクリックします。この内部として扱うアドレスの一覧に、FQDN を追加することもできます。
注意
ホスト名を禁止一覧および許可一覧に追加する際には、サーバー名を入力する必要があります。Windows ファイル共有名の入力は機能しません。
シェルを使用して Outlook Web App 仮想ディレクトリ プロパティを構成する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「Outlook Web App 仮想ディレクトリ」。
この例では、サーバー Contoso 上の既定の Outlook Web App 仮想ディレクトリで基本認証を有効にします。
set-OwaVirtualDirectory -Identity "Contoso\owa (default web site)" -FormsAuthentication $true
構文およびパラメーターの詳細については、「Set-OwaVirtualDirectory」を参照してください。
シェルを使用して Outlook Web App 仮想ディレクトリ プロパティを表示する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「Outlook Web App 仮想ディレクトリの表示」。
この例では、Exchange 内でクライアント アクセス サーバーの役割を持つすべてのコンピューター上のすべてのインターネット インフォメーション サービス (IIS) Web サイトにあるすべての Outlook Web App 仮想ディレクトリのプロパティを表示します。
Get-OWAVirtualDirectory
この例では、ローカル Exchange サーバー上の既定 IIS Web サイトにある Outlook Web App 仮想ディレクトリのプロパティを表示します。
Get-OWAVirtualDirectory -identity "<Exchange Server Name>\owa (default web site)"
この例では、特定の Exchange サーバー上の IIS Web サイトにあるすべての Outlook Web App 仮想ディレクトリのプロパティを表示します。
Get-OWAVirtualDirectory -server <Exchange Server Name>
この例では、Exchange 組織内ですべてのクライアント アクセス サーバーにあるすべての IIS Web サイトの各 Outlook Web App 仮想ディレクトリに対するプロパティ値を表示します。
Get-OWAVirtualDirectory | format-list
構文およびパラメーターの詳細については、「Get-OWAVirtualDirectory」を参照してください。
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