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管理された既定フォルダーの作成

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2011-03-19

管理された既定フォルダーとは、MRM が適用されており、既定で Office Outlook 2007 に表示されるメールボックス フォルダー (受信トレイ フォルダーなど) です。管理された既定のフォルダー内のメッセージの保存期間およびジャーナリングは、そのフォルダーに適用される管理コンテンツ設定によって制御されます。

注意

新しい管理フォルダーを展開するには、追加の手順が必要です。この手順は、Exchange 管理コンソールで別のウィザードを使用するか、または Exchange 管理シェルでコマンドレットを使用することにより実行できます。たとえば、管理コンテンツの設定の新規作成ウィザードまたは New-ManagedContentSettings コマンドレットを使用すると、管理された既定フォルダーのための管理コンテンツの設定を作成できます。これらの設定で、フォルダー内のメッセージの処理方法を制御します。管理フォルダーを完全に実装するのに必要な手順の詳細は、「管理フォルダーを展開する」を参照してください。

管理フォルダーに関連する他の管理タスクについては、「管理フォルダーを展開する」を参照してください。

シェルを使用した管理された既定フォルダーの作成

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メッセージングのポリシーと準拠のアクセス許可」の「メッセージング レコード管理」。

注意

Exchange 2010 SP1 では、Exchange 管理コンソール (EMC) を使用して、管理された既定フォルダーを作成することはできません。

この例では、種類が受信トレイの管理された既定フォルダー Corp-VPs-Inbox を作成します。サポート対象クライアントにはコメント 'Messages are removed from the Inbox folder after 120 days ' が表示されます。ユーザーは Outlook ではコメントを最小化することはできません。

New-ManagedFolder -Name 'Corp-VPs-Inbox' -DefaultFolderType Inbox -Comment 'Messages are removed from the Inbox folder after 120 days' -MustDisplayComment $true

構文およびパラメーターの詳細については、「New-ManagedFolder」を参照してください。

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