メールボックス データベースまたはパブリック フォルダ データベースをマウントしようとした場合にイベント ID 490 エラーが発生する
トピックの最終更新日: 2008-10-16
ここでは、イベント ID 490 のトラブルシューティングを行う方法について説明します。このエラーによって、データベースがマウントできないことがあります。また、このエラーによって、MSExchangeIS エラー 9518 が発生することもあります。
イベントの種類 : エラー イベント ソース : ESE イベント カテゴリ : 全般 イベント ID : 490 コンピュータ : Server_Name 説明 : インフォメーション ストア (1608) 最初のストレージ グループ:読み取りまたは書き込みのためにファイル "C:\Program Files\Exchsrvr\MDBDATA\priv1.edb" を開こうとしましたが、システム エラー 5 (0x00000005): "アクセスは拒否されました" が発生したため開けませんでした。ファイルを開く処理は、エラー -1032 (0xfffffbf8) のため失敗します。 |
イベントの種類 : エラー イベント ソース : MSExchangeIS イベント カテゴリ : 全般 イベント ID : 9518 説明 : Microsoft Exchange Information Store のストレージ グループ /DC=COM/DC=AIRSLIDE/CN=CONFIGURATION/CN=SERVICES/CN=MICROSOFT EXCHANGE/CN=AIRSLIDE/CN=ADMINISTRATIVE GROUPS/CN=FIRST ADMINISTRATIVE GROUP/CN=SERVERS/CN=BREEZE/CN=INFORMATIONSTORE/CN=FIRST STORAGE GROUP を開始しているときにエラー 0xfffffbf8 が発生しました。 |
解決方法
Exchange データベースがあるフォルダまたはドライブに適切なアクセス許可が割り当てられていない場合、このエラーが発生することがあります。この問題を解決するには、Exchange データベースが入ったフォルダおよびこのフォルダがあるドライブに既定のアクセス許可を与えます。
Exchange データベースが入ったフォルダに既定のアクセス許可を与えるには、次の操作を行います。
エクスプローラを起動し、Exchange データベースが入ったフォルダに移動します。
フォルダを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[セキュリティ] タブで、次のアカウントに既定のアクセス許可を与えます。
- Administrators フル コントロール
- Authenticated Users フル コントロール
[OK] をクリックして設定を適用し、ダイアログ ボックスを閉じます。
Exchange データベースが入ったドライブに既定のアクセス許可を与えるには、次の操作を行います。
エクスプローラを起動します。
Mdbdata フォルダがあるローカル ディスクを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[セキュリティ] タブで、次のアカウントに既定のアクセス許可を与えます。
Windows Server 2003 または Windows Server 2008
- Administrators フル コントロール
- Creator Owner なし
- Everyone なし
- System フル コントロール
- Users 読み取りと実行、フォルダの内容の一覧表示、読み取り
[OK] をクリックして設定を適用し、ダイアログ ボックスを閉じます。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。