イベント ID 1005 および 2114 が表示されてインフォメーション ストア サービスとシステム アテンダント サービスが起動に失敗する
トピックの最終更新日: 2008-04-23
ここでは、再起動後に Microsoft Exchange インフォメーション ストア サービスとシステム アテンダント サービスが起動に失敗する問題のトラブルシューティングを行う方法について説明します。次のエラーが表示される場合があります。"予期しないエラー: このコンピュータで利用できるサイト名がありません。機能: Win32 ID 番号 : c007077f Microsoft Exchange System Attendant エラーが発生しました。"
アプリケーション イベント ログにも、エラー 1005 および 2114 に関連するイベント ID メッセージが含まれている場合があります。
この問題は、以前は Default-First-Site-Name しかなかった Active Directory サイトとサービスに新しいサイトが作成された場合に、発生することがあります。さらに、Exchange Server 2007 サーバーがあるサブネットが、Active Directory サイトとサービス内のどのサイトにも関連付けられていない場合にも発生することがあります。
解決方法
この問題を解決するには、新しいサブネットを作成して Exchange 2007 IP アドレスを追加します。
開始する前に
この手順を実行するには、使用するアカウントにローカルの Administrators グループのメンバシップが委任されている必要があります。Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
手順
新しいサブネットを作成して Exchange 2007 の IP アドレスを追加するには、次の操作を行います。
[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントして、[Active Directory サイトとサービス] をクリックします。
Exchange サーバーがあるサイトに対応する [Sites] ノードをダブルクリックします。[Subnets] を右クリックします。
ショートカット メニューで [新しいサブネット] をクリックします。
サブネットの IP アドレスとサブネット マスクを入力して、[サイト名] 一覧の [One Site] をクリックします。
[OK] をクリックして、[新しいオブジェクト - サブネット] ダイアログ ボックスを閉じます。
Active Directory のレプリケーションを強制します。レプリケーションの強制の詳細については、「Force replication over a connection」(英語) を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。