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New-AddressList (RTM)

  • [アーティクル]

 

適用先: Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-06-05

新しいアドレス一覧を作成して受信者に適用するには、New-AddressList コマンドレットを使用します。

構文

New-AddressList -Name <String> [-ConditionalCompany <MultiValuedProperty>] [-ConditionalCustomAttribute1 <String>] [-ConditionalCustomAttribute10 <String>] [-ConditionalCustomAttribute11 <String>] [-ConditionalCustomAttribute12 <String>] [-ConditionalCustomAttribute13 <String>] [-ConditionalCustomAttribute14 <String>] [-ConditionalCustomAttribute15 <String>] [-ConditionalCustomAttribute2 <String>] [-ConditionalCustomAttribute3 <String>] [-ConditionalCustomAttribute4 <String>] [-ConditionalCustomAttribute5 <String>] [-ConditionalCustomAttribute6 <String>] [-ConditionalCustomAttribute7 <String>] [-ConditionalCustomAttribute8 <String>] [-ConditionalCustomAttribute9 <String>] [-ConditionalDepartment <MultiValuedProperty>] [-ConditionalStateOrProvince <MultiValuedProperty>] [-Container <AddressListIdParameter>] [-DisplayName <String>] [-DomainController <Fqdn>] [-IncludedRecipients <Nullable>] [-TemplateInstance <PSObject>]

New-AddressList -Name <String> [-Container <AddressListIdParameter>] [-DisplayName <String>] [-DomainController <Fqdn>] [-RecipientFilter <String>] [-TemplateInstance <PSObject>]

解説

New-AddressList コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに次の権限が委任されている必要があります。

  • Exchange 組織管理者の役割

アクセス許可、役割の委任、および Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

パラメータ

パラメータ 必須 種類 説明

Name

必須

System.String

Name パラメータには、新しいアドレス一覧に付ける名前を指定します。名前は 64 文字以内で、改行文字と円記号 (\) を含めることはできません。

ConditionalCompany

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.MultiValuedProperty

ConditionalCompany パラメータは、会社を指定するためのフィルタです。このパラメータに入力した値と一致する会社属性を持つすべての受信者が、アドレス一覧に含められます。複数の値を指定するには、値をコンマで区切ります。RecipientFilter パラメータを使用する場合は、このパラメータを使用できません。RecipientFilter パラメータか、または次のフィルタ パラメータのいずれかを使用する必要があります。

  • ConditionalCompany
  • ConditionalDepartment
  • ConditionalStateOrProvince
  • IncludedRecipients

ConditionalCustomAttribute1

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute1 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute10

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute10 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute11

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute11 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute12

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute12 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute13

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute13 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute14

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute14 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute15

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute15 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute2

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute2 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute3

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute3 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute4

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute4 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute5

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute5 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute6

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute6 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute7

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute7 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute8

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute8 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalCustomAttribute9

省略可能

System.String

ConditionalCustomAttribute9 パラメータには、カスタム属性を指定します。これらの属性を使用して、追加情報を格納できます。

ConditionalDepartment

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.MultiValuedProperty

ConditionalDepartment パラメータは、部門を指定するためのフィルタです。このパラメータに入力した値と一致する部門属性を持つすべての受信者が、アドレス一覧に含められます。複数の値を指定するには、値をコンマで区切ります。RecipientFilter パラメータを使用する場合は、このパラメータを使用できません。RecipientFilter パラメータか、または次のフィルタ パラメータのいずれかを使用する必要があります。

  • ConditionalCompany
  • ConditionalDepartment
  • ConditionalStateOrProvince
  • IncludedRecipients

ConditionalStateOrProvince

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.MultiValuedProperty

ConditionalStateOrProvince パラメータは、都道府県を指定するためのフィルタです。このパラメータに入力した値と一致する ConditionalStateOrProvince 属性を持つすべての受信者が、アドレス一覧に含められます。複数の値を指定するには、値をコンマで区切ります。RecipientFilter パラメータを使用する場合は、このパラメータを使用できません。RecipientFilter パラメータか、または次のフィルタ パラメータのいずれかを使用する必要があります。

  • ConditionalCompany
  • ConditionalDepartment
  • ConditionalStateOrProvince
  • IncludedRecipients

Container

省略可能

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.AddressListIdParameter

Container パラメータには、新しく作成されるアドレス一覧の親アドレス一覧の ID を指定します。親アドレス一覧を指定しない場合、アドレス一覧はルートの "すべてのアドレス一覧" の下に作成されます。

DisplayName

省略可能

System.String

DisplayName パラメータには、アドレス一覧の表示名を指定します。表示名を指定しない場合は、アドレス一覧の名前が表示名にも使用されます。

DomainController

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Fqdn

この構成の変更を Active Directory に書き込むドメイン コントローラの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定するには、コマンドに DomainController パラメータを含めます。

IncludedRecipients

省略可能

System.Nullable

IncludedRecipients パラメータは、アドレス一覧に含める受信者の種類を指定するためのフィルタです。以下の種類から 1 つ以上を使用できます。

  • なし
  • UserMail
  • Resources
  • MailGroups
  • MailContacts
  • AllRecipients

RecipientFilter パラメータを使用する場合は、このパラメータを使用できません。RecipientFilter パラメータか、または次のフィルタ パラメータのいずれかを使用する必要があります。

  • ConditionalCompany
  • ConditionalDepartment
  • ConditionalStateOrProvince
  • IncludedRecipients

RecipientFilter

省略可能

System.String

RecipientFilter パラメータには、アドレス一覧に含める受信者用のフィルタを指定します。次のいずれかのフィルタ パラメータを使用する場合は、このパラメータを使用できません。

  • ConditionalCompany
  • ConditionalDepartment
  • ConditionalStateOrProvince
  • IncludedRecipients

このパラメータか、または上に示したフィルタ パラメータのいずれかを使用する必要があります。

フィルタ可能なプロパティの詳細については、「-RecipientFilter パラメータのフィルタ可能なプロパティ」を参照してください。

TemplateInstance

省略可能

System.Management.Automation.PSObject

TemplateInstance パラメータに既存のオブジェクトを指定した場合、このコマンドはオブジェクトの構成を使用して、ローカルまたはターゲット サーバーにそのオブジェクトの完全なコピーを作成します。

入力の種類

戻り値の種類

エラー

エラー 説明

 

 

例外

例外 説明

 

 

例

最初の例は、MyAddressList という名前の新しいアドレス一覧の作成方法を示しています。このアドレス一覧には、メールボックス ユーザーであり、StateOrProvince が "Washington" または "Oregon" に設定されている受信者が含まれています。

2 番目の例は、ConditionalStateOrProvince パラメータが "Washington" に設定されているメールボックスを含む新しいアドレス一覧を、MyAddressList2 という名前で作成する方法を示しています。

New-AddressList -Name MyAddressList -RecipientFilter {((RecipientType -eq 'UserMailbox') -and ((StateOrProvince -eq 'Washington') -or (StateOrProvince -eq 'Oregon')))}
New-AddressList -Name MyAddressList2 -ConditionalStateOrProvince Washington -IncludedRecipients MailboxUsers

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。