Exchange 2007 のストアについて
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-02-28
Exchange ストアとは、複数の種類の情報を 1 つのインフラストラクチャで管理するための単一のリポジトリを提供するストレージ プラットフォームです。
注 : |
---|
Microsoft Exchange Server 2007 では、中央の Active Directory ディレクトリ サービス内にコンポーネントの属性を格納することによって、複数のサーバーに分散されたコンポーネントの属性を追跡します。Active Directory ディレクトリ サービス内には、管理グループ、ストレージ グループ、データベースなど多くの Exchange 2007 コンポーネントのオブジェクトが格納されます。 |
注 : |
---|
Exchange 組織においてできる限り高いレベルの可用性を確保するには、ストレージ グループとデータベースに対して高度で特別な管理方法を採用します。高可用性のための管理の詳細については、「高可用性戦略」を参照してください。 |
以下のトピックでは、Exchange 2007 のストア コンポーネントの概要を説明しています。
- Exchange ストアの論理コンポーネント
このトピックでは、Exchange ストアの 3 つの論理コンポーネント (ストレージ グループ、メールボックス データベース、パブリック フォルダ データベース) について詳しく説明しています。 - Exchange ストアのファイル構造
このトピックでは、Exchange データベース (.edb) ファイル、トランザクション ログ (.log) ファイル、およびチェックポイント (.chk) ファイルなど、Exchange ストアによって使用されるファイルについて詳しく説明しています。 - ストレージ グループとデータベースの構成に関する推奨事項
このトピックでは、データベースのサイズやディスクに関する推奨事項など、ストレージ グループおよびデータベースを構成する際の推奨事項について説明しています。 - トランザクション ログについて
このトピックでは、循環ログなどのトランザクション ログの機能について詳しく説明しています。
Exchange 2007 Enterprise Edition および Standard Edition のストレージの機能
Exchange 2007 には、Standard Edition と Enterprise Edition の 2 つのサーバー エディションがあります。Exchange 2007 Standard Edition は、小規模および中規模企業のメッセージングとコラボレーションのニーズを満たすように設計されています。また、特定のサーバーの役割または支店に適している場合もあります。Exchange 2007 Enterprise Edition は、大企業向けに設計されています。
次の表は、Exchange 2007 の各エディションでサポートされるストレージ グループおよびデータベースの機能を示しています。
機能 | Standard Edition | Enterprise Edition |
---|---|---|
ストレージ グループ |
5 個のストレージ グループをサポートします。 |
50 個のストレージ グループをサポートします。 |
データベース |
5 個のデータベースをサポートします。 |
50 個のデータベースをサポートします。 |
サポートされていません。 |
サポートされています。 |
|
サポートされています。 |
サポートされています。 |
|
サポートされていません。 |
サポートされています。 |
詳細情報
Exchange 2007 でのストレージ グループとデータベースの管理の詳細については、「ストレージ グループとデータベースの管理」を参照してください。
パブリック フォルダの管理の詳細については、「パブリック フォルダの管理」を参照してください。
Exchange 2007 の格納域の詳細については、以下の Exchange Server チーム ブログの記事を参照してください (これらのサイトは英語の場合があります)。
注 : |
---|
各ブログの内容とその URL は、将来予告なしに変更されることがあります。 各ブログの内容は、保証なしに "現状のまま" 提供され、権利を付与するものではありません。 含まれているスクリプト サンプルまたはコードの使用は、「Microsoft Terms of Use」に規定されている条件に従います (このサイトは英語の場合があります)。 |
- Exchange 2007 格納域の構成、検証、および監視
- Exchange 12 のサーバーの役割とディスク I/O
- Exchange 2007 のメールボックス サーバーの役割における格納域の要件の計算
格納域の設計の詳細については、Microsoft Exchange Server 2007 の 64 ビットへの移行についてのページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。
ストレージ グループとデータベースを管理するために使用できる Exchange 管理シェル コマンドレットの一覧については、「ストレージ グループおよびデータベース コマンドレット」を参照してください。
クラスタ連続レプリケーションの詳細については、「クラスタ連続レプリケーション」を参照してください。
ローカル連続レプリケーションの詳細については、「ローカル連続レプリケーション」を参照してください。
シングル コピー クラスタの詳細については、「シングル コピー クラスタ」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。