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クラスタ連続レプリケーション環境でデータベースのマウントを解除する方法

  • [アーティクル]

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2006-12-20

ここでは、Exchange 管理コンソールまたは Exchange 管理シェルを使用して、クラスタ連続レプリケーション (CCR) のデータベースのマウントを解除する方法について説明します。

データベースのマウントを解除すると、クライアントはデータを使用できなくなります。クラスタ化メールボックス サーバーでメールボックスまたはパブリック フォルダ データベースのマウントを解除する手順は、スタンドアロン メールボックス サーバーでマウントを解除する手順と同じです。メールボックス データベースのマウントを解除すると、それ以後メールボックス サーバーからデータベース ファイルにアクセスできなくなります。サポートしているボリュームまたは物理ディスクを操作する前に、データベースのマウントを解除する必要があります。レプリケーションでは依然として、マウントを解除されたデータベースのログにアクセスできます。管理者は、データベース ログへのアクセスを停止する必要がある場合、データベースに関連付けられているストレージ グループのコピーを中断する必要があります。

スタンドアロン メールボックス サーバーとは異なり、マウントを解除されたデータベースではメモリはオフライン状態のままになります。サーバー エラーまたはメールボックス サーバーの再起動により、データベースが再度マウントされることはありません。管理者はデータベースを明示的にマウントする必要があります。

データベースのマウント解除は、Dismount-Database コマンドレットを使用して実行されます。Dismount-Database コマンドレットの詳細については、「Dismount-Database」を参照してください。

開始する前に

以下の手順を実行するには、Exchange Server Administrators グループに割り当てられているアクセス許可を持つドメイン アカウントを使用してログオンする必要があります。

手順

Exchange 管理コンソールを使用してデータベースのマウントを解除するには、次の操作を行います。

  1. [Exchange 管理コンソール] を開きます。

  2. コンソール ツリーで [サーバーの構成] を展開し、[メールボックス] をクリックします。

  3. 結果ウィンドウで、マウントを解除するデータベースが存在するサーバーを選択します。

  4. 作業ウィンドウで、マウントを解除するデータベースを選択します。

  5. 操作ウィンドウで、[データベースのマウント解除] をクリックします。

  6. [OK] をクリックし、データベースのマウント解除を確認します。

Exchange 管理シェルを使用してデータベースのマウントを解除するには、次の操作を行います。

  • 次のコマンドを実行します。

    Dismount-database -Identity:<Server\StorageGroup\Database>

詳細情報

構文およびパラメータの詳細については、「Dismount-Database」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。