Exchange ActiveSync サーバーの管理
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2009-04-23
既定では、クライアント アクセス サーバーの役割を Microsoft Exchange 2007 組織にインストールすると、Microsoft Exchange ActiveSync が有効になります。Exchange ActiveSync 仮想ディレクトリの Web サービスを停止することで、Exchange ActiveSync を無効にすることができます。Exchange ActiveSync を構成すると、Microsoft Windows SharePoint Services サイトおよび Windows ファイル共有にアクセスしたり、Exchange ActiveSync プロトコル ログを表示したり、Exchange ActiveSync サーバーの認証を構成したりすることができます。
Exchange ActiveSync サーバーの管理
Exchange ActiveSync サーバーでは、以下の作業を行うことができます。
- Exchange ActiveSync を有効または無効にする 既定では、組織にクライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている場合、Exchange ActiveSync が有効になります。Exchange 管理コンソールまたは Exchange 管理シェルを使用することで、ユーザーまたはユーザー グループの Exchange ActiveSync を無効にすることができます。組織全体の Exchange ActiveSync を無効にする場合、Exchange ActiveSync 仮想ディレクトリの Web サービスを停止することで、すべての接続を拒否するようにその仮想ディレクトリを構成することができます。Exchange ActiveSync を有効または無効にする方法の詳細については、以下のトピックを参照してください。
- Windows SharePoint Services サイトおよび Windows ファイル共有へのアクセスを管理する Exchange ActiveSync を使用すると、Windows SharePoint Services サイトおよび Windows ファイル共有に格納されたドキュメントやリンクにアクセスできます。特定のサイトを構成して許可またはブロックすることができます。許可されたサイトには、Windows SharePoint Services または Windows ファイル共有のアクセス許可を持つユーザーがアクセスできます。ブロックされたサイトには、どのような状況でもアクセスできません。許可一覧または禁止一覧に指定されていないサイトに対する既定の動作を構成することもできます。Windows SharePoint Services サイトおよび Windows ファイル共有へのアクセスを構成する方法の詳細については、「SharePoint Services サイトおよび Windows ファイル共有にアクセスするために Exchange ActiveSync を構成する方法」を参照してください。
- Exchange ActiveSync プロトコル ログを表示する Exchange ActiveSync には、Exchange ActiveSync サーバーの管理に使用できる複数のレポートが含まれています。
- Exchange ActiveSync の認証を構成する 既定では、Exchange ActiveSync は基本認証を使用するように構成されていて、Secure Sockets Layer (SSL) が必要です。RSA SecurID などの他の認証方式を構成できます。
詳細情報
Exchange ActiveSync の詳細については、「Exchange ActiveSync の概要」を参照してください。
Exchange ActiveSync を管理する方法の詳細については、「Exchange ActiveSync の管理」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。