エッジ トランスポート サーバー エージェントの既定の構成の確認
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2006-11-17
Microsoft Exchange Server 2007 エッジ トランスポート サーバーの役割をインストールした後、展開するメッセージング機能を提供するエージェントを有効にして、構成する必要があります。エージェントとは、Exchange 2007 イベントに応じてあるタスクを実行する管理されたソフトウェア コンポーネントです。
Exchange 2007 のトランスポート エージェントは、メッセージングのポリシーと準拠をサポートするタスク、およびスパム対策とウイルス対策による予防と管理をサポートする組み込みの保護機能を実行します。
ここでは、エッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータに対する既定のエージェントの構成について説明します。
エージェントの構成
表 1 に示す、すべてのトランスポート エージェントはエッジ トランスポート サーバーの役割で利用できます。関連付けられたトランスポート機能を使用するには、エージェントをインストールして有効にする必要があります。境界ネットワークで展開されるように設計されたメッセージング機能を提供するエージェントのみが、既定でインストールされます。インストールされないエージェントは、ハブ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータの組織内で使用するように設計されたものです。表 1 は、エッジ トランスポート サーバーの役割のエージェントに対する既定の構成です。
表 1 エッジ トランスポート サーバーの役割のエージェントに対する既定の構成
エージェント | 既定の状態 | トランスポート機能のグループ |
---|---|---|
アドレス書き換え受信エージェント |
インストール済み、有効 |
メッセージングのポリシーと準拠 |
アドレス書き換え送信エージェント |
インストール済み、有効 |
メッセージングのポリシーと準拠 |
添付ファイル フィルタ エージェント |
インストール済み、有効 |
スパム対策およびウイルス対策 |
接続フィルタ エージェント |
インストール済み、有効 |
スパム対策およびウイルス対策 |
コンテンツ フィルタ エージェント |
インストール済み、有効 |
スパム対策およびウイルス対策 |
エッジ ルール エージェント |
インストール済み、有効 |
メッセージングのポリシーと準拠 |
プロトコル分析エージェント |
インストール済み、有効 |
スパム対策およびウイルス対策 |
受信者フィルタ エージェント |
インストール済み、有効 |
スパム対策およびウイルス対策 |
送信者フィルタ エージェント |
インストール済み、有効 |
スパム対策およびウイルス対策 |
Sender ID エージェント |
インストール済み、有効 |
スパム対策およびウイルス対策 |
詳細情報
詳細については、以下のトピックを参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。