[Outlook Anywhere を有効にする] ウィザード > ページ
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2006-08-16
ユーザーがインターネットから自分の Exchange メールボックスに接続できるようにするには、Outlook Anywhere を有効にするウィザードを使用します。Outlook Anywhere を使用すると、リモート オフィスのユーザーまたはモバイル ユーザーについては、仮想プライベート ネットワーク (VPN) を使用して Exchange サーバーに接続する必要がなくなります。
[外部ホスト名]
- このテキスト ボックスを使用して、外部ホスト名を入力します。ユーザーは、Outlook Anywhere でこの名前を使用して、Exchange サーバーに接続します。
[基本認証]
- このボタンをクリックして、基本認証を使用します。
- 基本認証では、クリア テキストでユーザー名とパスワードを送信します。また、ユーザーは Exchange サーバーに接続するたびに、ドメイン、ユーザー名、およびパスワードを入力する必要があります。
[NTLM 認証]
- このボタンをクリックして、NTLM 認証を使用します。
- NTLM 認証を使用すると、ユーザーの資格情報はネットワーク上に送信されません。代わりに、クライアント コンピュータとサーバーの間でユーザーの資格情報のハッシュされた値が交換されます。また、NTLM では、Microsoft Windows オペレーティング システムの現在のログオン情報を使用できます。
- NTLM の方がセキュリティは向上しますが、トラフィックの検査や変更を行うファイアウォールでは使用できない場合があります。
- Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server 2006 などの高性能のファイアウォール サーバーと Outlook Anywhere の NTLM 認証は一緒に使用できます。
[セキュリティで保護されたチャネル (SSL) のオフロードを許可する]
- 異なるサーバーを使用して SSL (Secure Sockets Layer) の暗号化と解読を処理する場合、このチェック ボックスをオンにします。
- SSL のオフロードを使用すると、クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされた Exchange サーバーの前面にあるファイアウォールで SSL セッションは終了し、Exchange サーバーへの新しい非 SSL セッションが確立されます。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。