次の方法で共有


Set-ResourceConfig

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1

トピックの最終更新日: 2008-02-19

Active Directory の Resource Config オブジェクトに対してリソースのプロパティ スキーマおよび場所を設定するには、Set-ResourceConfig コマンドレットを使用します。

構文

Set-ResourceConfig [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DomainController <Fqdn>] [-Instance <ResourceBookingConfig>] [-ResourcePropertySchema <MultiValuedProperty>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]

解説

このコマンドは、Active Directory の Resource Config オブジェクトに対してカスタム プロパティ (リソース プロパティ スキーマ) の一覧と場所の内部一覧を設定します。このコマンドを使用すると、既存のカスタム プロパティと場所がすべて上書きされます。

Set-ResourceConfig コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに次の役割が委任されている必要があります。

  • Exchange 組織管理者の役割

Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

パラメータ

パラメータ 必須かどうか 種類 説明

DomainController

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Fqdn

Active Directory からデータを取得するドメイン コントローラの完全修飾ドメイン名を指定するには、コマンドに DomainController パラメータを含めます。

Instance

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Directory.SystemConfiguration.ResourceBookingConfig

Instance パラメータを使用すると、オブジェクト全体をコマンドに渡して処理することができます。オブジェクト全体をコマンドに渡す必要があるスクリプトで主に使用されます。

ResourcePropertySchema

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.MultiValuedProperty

このパラメータには、リソースにタグを設定するために使用できるカスタム文字列を指定します。

Confirm

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

Confirm パラメータを指定すると、コマンドの処理が一時停止します。処理を続行するには、コマンドの処理内容を確認する必要があります。Confirm パラメータで値を指定する必要はありません。

WhatIf

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

WhatIf パラメータには、オブジェクトに対して行われる操作をシミュレートすることを指定します。WhatIf パラメータを使用することで、実際に変更を加えずに、発生する変更内容を表示することができます。WhatIf パラメータで値を指定する必要はありません。

入力の種類

戻り値の種類

エラー

エラー 説明

例外

例外 説明

この例では、Equipment リソースと Room リソースが Active Directory の Resource Config カスタム一覧に追加されます。

note注 :
すべてのエントリは Room/ または Equipment/ で始まる必要があります。Set-ResourceConfig コマンドレットを使用して新しいエントリを設定すると、すべての既存のエントリが上書きされ、新しいエントリはリストに追加されません。Get-ResourceConfig コマンドレットを使用して既存のエントリのクエリを実行してから、それらのエントリを一覧に追加します。
Set-ResourceConfig -DomainController server1.contoso.com -ResourcePropertySchema ("Room/16Seats","Equipment/Projector","Room/8Seats","Equipment/Whiteboard")

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。