ループバック SOAP 呼び出しと直接リンク
最終更新日: 2010年3月24日
適用対象: SharePoint Server 2010
Microsoft SharePoint Foundation 内で、カスタム Web パーツ、カスタム aspx ページなどのコードを記述している場合、Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll への直接呼び出しを行う必要があります。これは、Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll に直接リンクすることによって行います。
Web サーバーから簡易オブジェクト アクセス プロトコル (SOAP) を使用して同じ Web サーバーと通信を行うことは、ループバック SOAP 呼び出しと呼ばれることもあります。ループバック SOAP 呼び出しは、使用を試みないことを強くお勧めします。SharePoint Foundation 内でコードを記述している場合は、SOAP を使用して Excel Web Services を呼び出してはいけません。その代わり、ローカルで Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll にリンクし、他のローカル アセンブリに対して行う場合と同様に、この DLL に対して呼び出しを行います。
Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll の場所
Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll は、以下の場所のどちらかで見つかります。
<ドライブ>:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\ISAPI
グローバル アセンブリ キャッシュ
Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll に参照を追加する
プロジェクト内で Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll に直接リンクしてコードから呼び出すには、この DLL への参照を追加します。Microsoft SharePoint Server 2010 をインストールしたコンピューターで、Microsoft Visual Studio の [参照の追加] ダイアログ ボックスを使用すると、以下のどちらかを行えます。
[.NET] タブで、[コンポーネント名] の一覧から [Excel Web サービス] を選択します。
<ドライブ>:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\ISAPI にある Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll を参照します。
関連項目
タスク
[ウォークスルー] Excel Web Services を使用してカスタム アプリケーションを開発する