GetVar 要素 (ビュー)
最終更新日: 2015年3月9日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
この記事の内容
属性
子要素
親要素
出現回数
ページをレンダリングするコンテキスト内の変数を返します。変数は、XML の現在のレベルに対してローカルに設定するか、ページに対してグローバルに設定できます。
<GetVar
AutoHyperlink = "TRUE" | "FALSE"
AutoHyperLinkNoEncoding = "TRUE" | "FALSE"
AutoNewLine = "TRUE" | "FALSE"
Default = "TRUE" | "FALSE"
ExpandXML = "TRUE" | "FALSE"
HTMLEncode = "TRUE" | "FALSE"
Name = "Text"
Scope ="Request"
StripWS = "TRUE" | "FALSE"
URLEncode = "TRUE" | "FALSE"
URLEncodeAsURL = "TRUE" | "FALSE">
</GetVar>
属性
属性 |
説明 |
---|---|
AutoHyperlink |
オプションの Boolean。TRUE は、テキストがハイパーリンクの形式になっている場合 (たとえば、www.microsoft.com)、そのテキストを <A> タグで囲みます。 |
AutoHyperLinkNoEncoding |
オプションの Boolean。TRUE は、テキストがハイパーリンクの形式になっている場合 (たとえば、www.microsoft.com)、そのテキストを <A> タグで囲みますが、HTML エンコードは行いません。 |
AutoNewLine |
オプションの Boolean。TRUE は、テキスト ストリームに <BR> タグを挿入し、複数個のスペースを改行をしないスペース ( ) に置換します。 |
Default |
オプションの Text。別の要素の Select 属性によって返される値が空の文字列の場合、この属性に割り当てられているテキストをレンダリングします。 |
ExpandXML |
オプションの Boolean。レンダリングされたコンテンツを CAML (Collaborative Application Markup Language) インタープリタに再度渡す場合は、TRUE に設定します。これにより、CAML で CAML をレンダリングできます。 |
HTMLEncode |
オプションの Boolean。TRUE で、ブラウザにテキストとして表示されるように埋め込み文字を変換します。つまり、HTML タグと混同する可能性がある文字はエンティティに変換されます。 |
Name |
必須の Text。変数の名前。 |
Scope |
Request に設定すると、変数はページでグローバルに使用可能になります。 |
StripWS |
オプションの Boolean。要素から返される値の先頭および末尾にある空白を削除する場合は、TRUE を設定します。 |
URLEncode |
オプションの Boolean。スペースなどの特殊文字を引用符で囲まれた UTF-8 形式に変換するには、TRUE を指定します。例 : ë という文字の場合は %c3%ab。 |
URLEncodeAsUrl |
オプションの Boolean。URLEncode と似ていますが、TRUE を指定すると、エンコードされる文字列は URL のパス コンポーネントとして扱われ、スラッシュ ("/") はエンコードされません。 |
子要素
なし |
親要素
多数 |
出現回数
最小 : 0 最大 : 制約なし |
コメント
多くの場合、GetVar 要素は、Switch または IfEqual 要素の Expr 要素で使用されます。
Scope="Request" を SetVar 要素に指定した場合、変数の割り当ては現在のページの任意の場所で有効になります。それ以外の場合、割り当ては SetVar 要素の子にのみ適用されます。
例
次の例では、GetVar 要素を使用して現在のフィルタ情報を返し、リストの上のツール バーに表示するテキストを確認しています。
<Switch>
<Expr>
<GetVar Name="Filter" />
</Expr>
<Case Value="1">
<HTML>Hide Filter Choices</HTML>
</Case>
<Default>
<Switch>
<Expr>
<GetVar Name="FilterField1" />
</Expr>
<Case Value="">
<HTML>Filter</HTML>
</Case>
<Default>
<HTML>Change Filter</HTML>
</Default>
</Switch>
</Default>
</Switch>
リストでフィルタが選択されていないとき、Filter 変数に 1 が格納されている場合は、"Hide Filter Choices" が表示されます。そうでない場合、既定の動作では、2 番目の変数である FilterField1 を評価する 2 番目の Switch ステートメントを実装します。FilterField1 の値が空の文字列である場合、フィルタは適用されず、ツール バーに "Filter" が表示されます。そうでない場合、既定の動作では、"Change Filter" を表示します。