IdEnumerator の実装
最終更新日: 2010年4月20日
適用対象: SharePoint Server 2010
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例
説明
外部システムの IdEnumerator メソッド インスタンスを使用すると、特定の Entity の Entity インスタンスの識別子を表すフィールド値を返すことができます。IdEnumerator の入力は、IdEnumerator を含むメソッドにあるフィルター記述子によって定義され、検索可能な各エンティティの ID (一意キー) の一覧を取得します。このメソッド インスタンスを使用すると、外部データを Microsoft SharePoint Server 2010 で検索できるようになります。
構文
以下は、IdEnumerator メソッドの一般的なメソッド署名です。
EntityDataTypeSimple[] EnumerateEntity ()
備考
増分クロールが必要な場合は、エンティティの IdEnumerator の戻り値フィールドの 1 つが、外部システムでエンティティ インスタンス (データベース用語では行) が最後に更新された時刻を表すことを確認する必要があります。最終変更日を表す IdEnumerator の戻り値に、TypeDescriptor の名前を持つ外部コンテンツ タイプの __BdcLastModifiedTimestamp プロパティを設定する必要があります。
エンティティはゼロまたは 1 つの IdEnumerator メソッドを持ちます。IdEnumerator メソッドは、ID リスト以外のものも返します。戻り値パラメーターの他のフィールドを返す場合、クロール時は無視されます。
LastIdSeen フィルターは、IdEnumerator メソッドのバッチを有効にします。Web サービスおよびその他の非ストリーミング バックエンド アプリケーションでは、以下の例に示すように IdEnumerator メソッドで LastIdSeen フィルターを使用して、パフォーマンスを向上させます。
SELECT TOP 100 Id FROM Customers WHERE Id>=@LastIdSeen
ORDER BY Id