EcmaScript および Server リボン
最終更新日: 2011年2月7日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
Microsoft SharePoint Foundation では、複数の方法で ECMAScript (JavaScript、JScript) をページに追加できます。ここでは、Server リボンを操作できるように JavaScript をページに追加する最も一般的な方法について説明します。
EcmaScript (JavaScript、JScript) をページに追加する
カスタム JavaScript をページに配置するには、次のいずれかの方法を使用します。
ページ上で委任コントロール (AdditionalPageHead など) をターゲットにする
Web パーツをページに追加する
カスタム アクションで ScriptLink 属性の Location を使用する
コントロールを AdditionalPageHead 委任に追加すると、JavaScript をページに挿入できます。この方法は、特定のリストをカスタマイズの対象にするときに使用します。特定のドキュメント ライブラリまたはリストを操作しているときは、コントロールで現在のリストを判断し、必要に応じて JavaScript を出力できます。パフォーマンスを考慮する場合は、この方法でスクリプトを出力します。スクリプトを出力するには、System.Web.UI.Page オブジェクトの ClientScriptManagerRegisterClientScriptBlock() メソッドを使用します。
Web パーツをページに追加して、スクリプトを登録するには、System.Web.UI.Page オブジェクトの ClientScriptManagerRegisterClientScriptBlock() メソッドを使用するか、スクリプトを直接ページに挿入します。この JavaScript を追加する方法は、Server リボン ボタンが、JavaScript を生成する Web パーツに関連している場合に使用する必要があります。
カスタム アクションで ScriptLink を Location 属性として使用し、スクリプトを Microsoft.SharePoint.SPSite レベルでページに追加します。この方法では、サイト内のすべてのページで、ページのスクリプトが設定されることになります。サイト内のほとんどのページで JavaScript が使用されている場合は、この方法でカスタマイズします。
使用するカスタマイズの方法はシナリオの範囲によって異なります。リボンのボタンのサイト コレクション レベルでの置き換えの例については、「[チュートリアル] サイト コレクションの Server リボンのボタンを置き換える」を参照してください。
関連項目
タスク
[チュートリアル] サイト コレクションの Server リボンのボタンを置き換える