SharePoint Foundation 2010 のイベント モデルの改良
最終更新日: 2010年9月17日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
Microsoft SharePoint Foundation 2010 は SharePoint イベント モデルを発展させることを目的としており、そのために多くの新しいイベントが同期モードと非同期モードの両方でサポートされています。SharePoint Foundation 2010 による重要なメリットとしては、リストと Web サイトで onCreate イベントを利用できること、およびイベント インフラストラクチャが分かりやすく、プログラミングが容易であることが挙げられます。さらに、イベント オブジェクト モデルの柔軟性も向上しています (特に同期的な after イベントのサポートなど)。
改良点の概要
SharePoint Foundation 2010 の新しいイベントには以下のものがあります。
add および delete イベント (リスト)
add イベント (Web サイト)
after イベント (同期モード、非同期モードの両方で使用できるようになりました)
さらに、新しいイベント モデルの機能には以下のものがあります。
サイト コレクション レベルでのイベントのバインド
サイト レシーバーでの XML イベントのバインド
イベント データ取得時のセマンティクスの強化
ワークフローのサポートを強化するための新しいクラス SPWorkflowEventProperties
イベント レシーバーによる新しいクラス SPEventReceiverSynchronization との同期機能
このセクションの内容
SharePoint Foundation 2010 での新しいイベント
SharePoint Foundation 2010 の新しいイベント バインド機能
SharePoint Foundation 2010 でのイベントの偽装
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