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サービス アプリケーションの準備

最終更新日: 2010年9月1日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

この記事の内容
評価モードのインストール中に準備する
ファーム構成ウィザードを使用する準備をする
サービス アプリケーションの管理 UI を使用する準備をする
Windows PowerShell コマンドレットを使用する準備をする

Service Application Framework サービス アプリケーションを準備するには、次の方法があります。

  • インストールの評価モードを使用する

  • ファーム構成ウィザードを使用する

  • サービス アプリケーションの管理ユーザー インターフェイス (UI) を使用する

  • Windows PowerShell を使用する

評価モードのインストール中に準備する

評価モードのインストールでは、サービスによって、既定のサービス アプリケーションを作成できます。このサービス アプリケーションは、インストール プロセス (セットアップ後の構成プロセス) の間に自動的に作成および準備されます。ユーザー入力は必要ありません。

注意

クラスの派生元を SPIisWebServiceApplication とする場合は、SPServiceProvisioningContext::IisWebServiceApplicationPool プロパティを SPIisWebServiceApplication コンストラクターに渡します。これにより、Web サービスが共有インターネット インフォメーション サービス (IIS) アプリケーション プールに配置され、コンピューター上の個別プロセスのオーバーヘッドを回避できます。

ファーム構成ウィザードを使用する準備をする

ファーム (評価モード以外の) インストールの場合、ファーム管理者は、SharePoint 2010 のファーム構成ウィザードを使用して、既定のサービス アプリケーションを作成および準備できます。

サービス アプリケーションの管理 UI を使用する準備をする

サーバーの全体管理サイトの [サービス アプリケーションの管理] ページのリボンで [新規作成] ボタンをクリックすると、個別のサービス アプリケーションを作成できます。

注意

サービス アプリケーションを UI コードから準備するには、Provision メソッドではなく、BeginProvision メソッドを呼び出します。この結果、準備コードは、非同期タイマー ジョブで実行されます。準備は、Microsoft .NET Framework 1.0 非同期デザイン パターンに従っており、それ自体では、BeginProvision と EndProvision の両方を呼び出す必要があります。

Windows PowerShell コマンドレットを使用する準備をする

Windows PowerShell コマンドレットを使用して、サービス アプリケーションを作成できます。

注意

Windows PowerShell コマンドレットから作成されたサービス アプリケーションを準備するには、BeginProvision メソッドではなく、Provision メソッドを呼び出す必要があります。これにより、準備コードが、Windows PowerShell プロセスで同期的に実行されます。

関連項目

参照

SPObjectStatus

概念

Web サービスをアプリケーション プールに関連付ける