BdcAccessControlList クラス (Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Infrastructure)
ビジネス データ カタログ内の 1 つ以上のトラスティに対するアクセス権限を指定することで、アクセス コントロール エントリのリストを含めます。
名前空間: Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Infrastructure
アセンブリ: Microsoft.SharePoint.Portal (microsoft.sharepoint.portal.dll 内)
構文
'宣言
<SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.Demand, ObjectModel:=True)> _
<SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, ObjectModel:=True)> _
Public Class BdcAccessControlList
Implements IAccessControlList
'使用
Dim instance As BdcAccessControlList
[SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.Demand, ObjectModel=true)]
[SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, ObjectModel=true)]
public class BdcAccessControlList : IAccessControlList
備考
BdcAccessControlList オブジェクトは、Windows SharePoint Services 3.0 アクセス コントロール リスト (ACL) を拡張し、セキュリティ保護可能なメタデータ オブジェクトへのアクセスが許可または拒否されているトラスティを識別します。プロセスがセキュリティ保護可能なメタデータ オブジェクトにアクセスしようとすると、ビジネス データ カタログはオブジェクトの ACL のアクセス コントロール エントリを確認して、プロセスにアクセス権を付与するかどうかを決定します。オブジェクトに ACL がない場合、システムはすべてのトラスティに対してアクセスを拒否します。オブジェクトの ACL にエントリがない場合、システムはオブジェクトへのアクセスの試行をすべて拒否します。
ビジネス データ カタログには、アクセス制御されたメタデータ オブジェクトと個別にセキュリティ保護可能なメタデータ オブジェクトの 2 種類のトラスティがあります。アクセス制御されたメタデータ オブジェクトは、アクセスが権限によって制御されているメタデータ オブジェクトです。13 のメタデータ オブジェクトすべてはこのクラスを継承しているので、権限によって制御できます。一方、個別にセキュリティ保護可能なメタデータオブジェクトは、アクセスを個別に制御することが可能なメタデータ オブジェクトです。LOBSystem、Entity、Method、MethodInstance だけが個別にセキュリティ保護できます。それ以外のメタデータ オブジェクトは、自らへの権限の伝達を個別にセキュリティ保護可能な親に依存します。つまり、ユーザーによる ACL の設定は、後者の個別にセキュリティ保護可能なメタデータ オブジェクトに対してのみ可能であり、ACL の取得はアクセス制御されたメタデータ オブジェクトと個別にセキュリティ保護可能なメタデータ オブジェクトの両方から可能であることになります。
継承階層
System.Object
Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Infrastructure.BdcAccessControlList
スレッドの安全性
この型のパブリックで静的な (Visual Basic では Shared) すべてのメンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバは、スレッド セーフであるとは保証されません。
関連項目
参照
BdcAccessControlList メンバ
Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Infrastructure 名前空間