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Entity クラス (Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Administration)

  • [アーティクル]

ビジネス データ カタログに登録されている顧客や販売注文などのエンティティを表します。

名前空間: Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Administration
アセンブリ: Microsoft.SharePoint.Portal (microsoft.sharepoint.portal.dll 内)

構文

'宣言
<SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, ObjectModel:=True)> _
<SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.Demand, ObjectModel:=True)> _
Public Class Entity
    Inherits IndividuallySecurableMetadataObject
'使用
Dim instance As Entity

[SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, ObjectModel=true)] 
[SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.Demand, ObjectModel=true)] 
public class Entity : IndividuallySecurableMetadataObject

備考

エンティティを定義した後は、[エンティティ選択ウィンドウ] からエンティティを選択し、ビジネス データ Web パーツやリストにエンティティ インスタンスを表示し、エンタープライズ検索を使用して検索を行うことができます。また、エンティティの識別子と Finder および SpecificFinder メソッド インスタンスを定義する必要があります。インスタンスと、静的な GenericInvokers および ViewAccessors を追加で定義することもできます。

  • Identifier   識別子によって、ビジネス データ カタログはエンティティ インスタンスを一意に識別できます。識別子のないエンティティを定義すると、そのエンティティでは、アクションの設定、検索やインデックス付け、および関連リスト Web パーツ以外のビジネス データ機能での使用は行えません。ただし、エンティティの一部またはすべてのリストを表示することだけが目的の場合 ('CostCenters' が好例です)、Identifier を使用せずに Entity を定義しても役立つことがあります。

  • Finder メソッドと SpecificFinder メソッド   Finder メソッドを使用すると、ビジネス データ リスト Web パーツでエンティティを使用可能になります。Finder メソッドを定義しないと、定義したエンティティをそれらの Web パーツで使用できません。SpecificFinder メソッドにより、アクションの設定、検索とインデックス処理、ビジネス データ機能での使用などの追加機能を使用できるようになります。エンティティの SpecificFinder メソッドを定義しないと、そのエンティティに関して、アクションの設定、検索やインデックス処理、および関連リスト Web パーツ以外のすべてのビジネス データ機能での使用ができません。

  • GenericInvokers。汎用インボーカを使用すると、バックエンド システムで任意のロジックを実行できます。ただし、呼び出しのためには、クライアントが複合型の完全な引数を指定する必要があります。

  • ViewAccessors。1 つのエンティティの各インスタンスは、Entity の特定の "ビュー" であると説明されます。1 つのビューは EntityInstance の一連のフィールドによって定義されます。すべてのビューは識別子フィールドを共有します。ViewAccessors を使用すると、EntityInstance の現在のビューを他のビューに変更できます。

プロパティ

型

必須

既定値

制限/使用する値

コメント

Title

System.String

いいえ

なし

Entity オブジェクトの表示値 (タイトル) を表す TypeDescriptor の名前。この値はビジネス データ検索結果の既定のタイトルおよびビジネス データ列の既定表示値です。

__BdcLastModifiedTimestamp

System.String

いいえ

なし

インスタンスの最終変更日付を表す IDEnumerator の戻り値の TypeDescriptor の名前。

増分検索クロールを有効にするには、このプロパティを使用します。

Audit

System.Boolean

いいえ

true

true

false

true の場合、このエントリのメソッドが実行されるたびに、エントリが共有リソース プロバイダの監査ログに書き込まれます。

DefaultAction

System.String

いいえ

なし

ビジネス データ検索結果やビジネス データ列などでハイパーリンクとして使用される Action の名前。これは自動作成されるプロパティです。

継承階層

System.Object
   Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Administration.MetadataObject
     Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Administration.AccessControlledMetadataObject
       Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Administration.IndividuallySecurableMetadataObject
        Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Administration.Entity

スレッドの安全性

この型のパブリックで静的な (Visual Basic では Shared) すべてのメンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバは、スレッド セーフであるとは保証されません。

関連項目

参照

Entity メンバ
Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.Administration 名前空間